おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2021.04.10column

日本にお住まいの海外からのお客様

海外からのお客様をお迎えすると、俄然好奇心一杯になる私。3月26日はアメリカのネバダ州ラスベガス出身のテレホ・ジョナサンとカンザス州出身のバーカム・ブレークさんが来館。お二人とも京都で英語の先生をしておられるそうです。バーカム・ブレークさんは、クレイアニメも作っておられるそうなので、戦前のアニメーションを見ていただきました。

コロナ禍で渡航が難しくなっている今、海外からの新たな観光客の方とはなかなかお会いできませんが、お二人は日本に来て2年なので、会話も楽チン。久し振りに世界地図を持ち出して、出身地にマーキングしてもらいました。

そして、昨日9日は、エストアニア出身の3人が来館。いったい何を食べたら、こんなに背が高くなるのでしょう?中央のアロ・ユエカルダさんは、現在東京の国立映画アーカイブで研究補佐員として活躍中。向かって右のラウリ・キツニックさんは日本映画を研究されているそう。来日8年で、大江能楽堂で活弁と生演奏付きで上映した『忠臣蔵』をご覧頂いたそうです。開催中の『忠臣蔵』ペン画展を興味深くご覧頂きました。向かって左はヨアンナ・キツニックさん。ラウリさんのお嬢さんで、現在京都大学文学研究科で学ばれています。

お二人は京都の西陣の京町家に住んでおられるそうで近く。「前々から来たかったけど、バスで途中下車するのが…」ということで、アロ・ユエカルダさんが京都に来られる折にと、案内してくださいました。

皆さん、ソーシャル・ディスタンスを心得ておしゃべり。

手回し映写機で、おもちゃ映画映写体験もしていただき、保存している映像もいろいろ見ていただきました。また、お会いできる機会があれば嬉しいです。

3人にも世界地図に出身地をマーキングしてもらいましたが、別行動となったアロ・ユエカルダさんの奥様がご一緒なら、南アメリカ大陸からの来客第1号になれたのに、残念でした。今度はぜひご一緒にどうぞ‼

新型コロナウイルスの変異型の感染力が強くて、心配な状況が続いています。京都市も4月12日~5月5日まで、緊急事態宣言に準じた対策を可能とする「まん延防止等重点措置」の適用対象になりましたので、残念ですが、ますますお客様に足を運んで貰いにくくなります。ワクチン接種が進み、治療薬の開発が進んで、一日も早く国内だけでなく、海外との往来も自由になる日が来てほしいです。

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