おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2024.06.19column

毛利清二さんのギャラリートーク

開催中の「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」の第1期最終日、6月16日14時から、毛利清二さんをお迎えしてギャラリートークを開催しました。事前申し込みがあった方々が猛暑をはねのけて集まって下さいました。中には、俳優の品川隆二さんも。早速ミーハーぶりを発揮して色紙「人生一代」を揮毫して頂きました。御年91歳。今回の企画発案者の山本芳美先生は、山梨県の都留文科大学教授ですが、その大学がある都留市のお生まれです。

翌日にお友達の花房東洋さんが品川さんの若き日の美しい写真をわざわざ届けて下さいましたので、早速色紙に貼り額装しました。端正なお顔をされていますね。

さて、この日の毛利さんもシュッとして素敵です。4月で94歳になられました。地声で大丈夫だからとマイクは不要と仰ったのですが、ギャラリートークでは山本先生と私でマイク係を務めさせていただきました。

この日のためにスチール写真を何枚もお持ちくださいました。高島礼子さんや長門裕之さん、林与一さん、若山富三郎さんらの写真があり、スクリーン下に急遽並べました。第2期の展示には入っていないようで、当日参加された方だけの特別な写真となりました。

それぞれの刺青下絵を示しながら、当時の思い出などをお話下さいました。

その話を聞いておられる皆さんの笑顔、実に楽しそうですね。知り合いも参加して「面白い話でした」とメールを送ってくれました。人を飽きさせず、惹きつける話術も見事です。刺青の絵の巧みさだけでなく、字もお上手ですし、手先も器用。ルックスも良くて、そして健康長寿で。天はいくつもの才能を毛利さんに与えたのですね。

最後に当館お決まりの、記念写真を。暑い一日でしたので熱中症の心配ばかりをしていましたが、無事に終了し心底安堵しました。この後、毛利さんのサインを求めて長蛇の列でした。

皆さま、ようこそおいで下さいました。そして、毛利様には本当にありがとうございました。皆様の記憶に残るイベントになったと思います。

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