おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

プウテンノツキ / 元木隆史監督作品 2021年5月26日(水)~30日(日)

プウテンノツキ

1999年、元木隆史監督作品、35mm、ARRI16SRⅢ(スーパー16)カラー、ビスタサイズ、1時間11分

受賞歴(招待上映を含む)

2002年、香港国際映画祭「Age of independents」招待、2002年第16回高崎映画祭招待上映、2003年芸術祭「日本映画名作観賞会」東京国立近代美術館フィルムセンターにて上映

あらすじ

ただ意味なく「満月」を見上げる、八太とテツロー。八太は“プウ(タロー)”で、恋人のミサキの部屋に転がり込む。スーパーのレジを打つミサキ。ヒーローショーでバイトをしながら暮らしているテツロー。いつの間にか、毎日をただ無為に消化しているだけのような人生を送り始めている3人。当然のごとく湧き起こる不安や罪悪感。それでもそんな感情を器用に誤魔化し、毎日をやり過ごす。曖昧な夢としか言いようのない“テン(空)”を見上げるだけの八太。いつしか、3人の関係も微妙に変化していく……。

制作意図

子供の頃は数多くの憧れが、自らの体内を占めていたように思う。そしてそれらは、いつか自分の手で掴めると信じていた。だが、気がつくと上を唯、見上げているだけで、手を伸ばす事もなく、誰かについていくだけで生きていける、そんな男になっていた。映画を生み出そうと思った時、そんな立ち止まってしまいそうな自分に区切りをつけられそうで製作したのが本作である。(1999年 製作要旨 抜粋)        【製作回想】 当時24歳等身大のメッセージも沢山含ませてあり、多大に押し出す感情演出にも、照れも迷いもない作風が、自分の映画だと信じていた。そしていまもそれは信じている。

キャスト

吉永 秀平、北川 千恵、はだ一朗、野口 貴史、秋満 保子

スタッフ

製作:銀幕キッド、脚本・監督:元木隆史、撮影:川口良介、照明:向井康介、美術:安井聡子、録音:篠原良一郎、整音:古谷正志、音楽:大野享子 DxMxTxプウテンバンドWEST、編集:元木隆史、協力:宇治田隆史、津田佳也、近藤龍人、富岡邦彦(PLANET +1)

コメント

大学4年間はずっと自主撮影の現場が周りにあった。呼び出され手伝い、出演し、現場に携われることが出来た素晴らしい時間。プロになりたくて仕方なかった時間。そして無駄も必要も全ての時間を共有してくれた同志たちが本当にたくさんいた奇跡の時代。ありがとう。