おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

のんしゃらん奮戦記 / 中島康監督作品 2021年6月9日(水)~13日(日)10:30~

のんしゃらん奮戦記

1982年度、中島康監督作品、8mm、カラー、スタンダード、29分

あらすじ

藤井寺に暮らすチンピラ二人とバスガイドの女の愛と友情の物語。

制作意図

ゴダールやルノワール、川島雄三や浦山桐郎に憧れて、そのオマージュに溢れる映画を作りたかった。

キャスト

小島太郎、中沼立子、町谷雅男、本田和子、高原督、沢田元和、高野英二

スタッフ

脚本・監督:中島康、撮影」梅田豊、美術:安田敏浩、衣装:小島太郎・荒谷真美、編集:中島康、助監督:勝田育浩

コメント

テレビ番組の編集という仕事を続けて30数年たった今、つくづく思うこと。新世界の映画館で映写技師のアルバイトをしながら、自分の8ミリ映画を撮ったり、先輩の映画を手伝ったり、後輩の映画に出演したりしていた大阪芸大での日々が今の自分を作っています。

「のんしゃらん奮戦記」は当時の映像計画学科の3回生のシネマグラフィティの課題として作った作品です。タイトルは久生十蘭の「のんしゃらん道中記」と言う小説から着想して付けて、内容的には当時の大阪芸大映画研究部で流行っていたチンピラストーリーになってます。そこに好きだった、いまでも好きですが川島雄三監督やゴダール、トリフォーといったヌーベルバーグの監督たちへのオマージュが入った感じです。