おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

大地のいさな / 浅川 周監督作品 2021年7月14日(水)~18日(日)10:30~

大地のいさな

2002年度、浅川周監督作品、16mm、カラー、スタンダード、72分

受賞歴(招待上映を含む)

シネトライブ2003 監督賞

あらすじ

生きる意味を見出せず、日々無為に過ごす操と、家庭が崩壊し一人ぼっちの少女、七海。ふとした事で二人は出会い、七海の父に会うための小さな旅に出る…

制作意図

生きる辛さを感じる人たちはこの世の中に確かに居て、そういう人たちはいわゆる『普通の生活』に馴染めず疲弊しているんだと思う。 当たり前の日常から逸脱し、そこでしか生きられない人たち。 どうすればうまく生きられるのだろう?どうすれば幸せになれたんだろう? どれだけもがいても、答えが見えなくても、生き続けなければならない。 不器用に生きる主人公が、そう思える瞬間を描きたいと思った。

キャスト

小西裕美、苑田美香、竹林祐一、細江祐子、城口智子、中村哲也、桑原ヒロ子、鳥居寿之

スタッフ

企画・製作:NAUGHTY CUBE、製作:田嶋一夫、脚本・監督:浅川周、撮影:岩川浩也、照明:浅川周、美術:田嶋一夫、衣装:福田愛、音楽:赤犬、録音:吉野環希、整音:福田愛、編集:浅川周・岩川浩也、記録:三谷静郁・三輪綾子、助監督:梶田智之・永井芳恵

コメント

自分の人生にとって重要なのは人間関係だと教えてくれた4年間だった。同級生も、先輩も後輩も本当に魅力的で、不便な田舎にあるキャンパスは、歪でもとんでもない熱量で物作りをしている場所だった。作品に対する思想も、遊び方も、全部大学時代に形成されて、それは今でも自分の中にある。
いい年齢になったけど、イマイチ『大人』になれないな~と思うのは大芸の影響が大きいと思うけど、それは自分にとって悪い事ではなくてむしろ無くしたくない部分である。少なくとも、自分の周りに居た人たちはそんな感じじゃないだろうか。久しぶりに会ってもみんな変わっていないし。また集まって飲みたいですね。