2024.08.31infomation
9月28日秋のSPレコードを聴く会
今年3月30日に『SPレコード博物館』著者の保利透さん(ぐらもくらぶ)によるトークと再生イベントをしました。それが大変好評でしたし、何より私自身が「レコードを聴く」良さに心掴まれましたから、その第2弾を開催することにしました‼ 第1弾の様子は、こちらで書いています。いつもながら長~い振り返り文ですが、お手隙の折にご覧頂けると嬉しいです。
保利さんは、昨日8月29日KBS京都ラジオの生番組「さらピン!キョウト」 に出演され、9月9~12日にもKBS京都ラジオの番組『レコ室からこんにちは』にも出演されるとか。丁度いいタイミングで、今回の催しの宣伝もお願いしたいところ。昨日は早速、番組リスナーの方から9月28日の催しへの申し込みを頂きました。ありがとうございます‼会場が狭くて定員25名ですので、どうぞお早い目にお申し込み下さい‼
今回聴かせて貰う曲はまだ決定してはいないそうですが、チラシにも載せた“エノケン”こと榎本健一と笠置シヅ子の歌声も聴かせて貰う段取りです。エノケンは1904年10月11日生まれですので、10月で生誕120年の節目ですね。一方の笠置シヅ子は、3月で終わった朝ドラ『ブギウギ』でお茶の間の話題をさらいましたが、彼女は1904年8月25日生まれですので、生誕110年。今頃気付きましたが、第1弾をした3月30日は彼女の54回目の祥月命日だったのですね。ドラマでもエノケンと笠置共演の場面が描かれていました。
これは手元にあった「AMUSEMENT CENTRE UMEDA WEEKLY 」の№14号の記事の一部。特集に笠置シヅ子のエノケン評論が3頁に亘って書いてあります。この映画の公開は1949年11月1日。
さて、8月26日に9.5ミリフィルムのデジタル化の依頼を受けました。その中に「三社(?)祭とエノケン氏野球」と書いてある1巻がありました。
野球に興じている普段のエノケンの表情なのでしょう。画質が悪く、数秒のことではありますが、このタイミングで素顔のエノケンの姿を見ることが出来た偶然‼ 『エノケンのホームラン王』(1948年9月7日公開)という作品もあります。エノケンプロダクションの独立とエノケン主演映画50本記念のお祝いに作られた映画だそうです。野球が大好きだったのでしょう。はっきりした画像でなくても、その表情から楽しさが伝わってきますね。
第1弾では、保利さんの蓄音機DJの手際の良さに魅せられましたが、もうひとつ当館所蔵のスイス製ターンテーブル“トーレンスのプレステージ”で聴いた音色の素晴らしさに惚れ惚れしました。今度も、このトーレンスで名曲レコードを皆さんと一緒に楽しみましょう。これまでは宝の持ち腐れ状態で、この名器を活かすことがほとんど出来ていなかったのですが、保利さんの登場で、ようやくその良さに浸ることが出来ます。
参加費は2000円(入館料込み、現金のみ)。先着25人で予約優先です。皆様お誘いあわせて聴きに来て下さいね。お待ちしています‼