おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2016.10.01infomation

チャップリン・ポスター展+小津安二郎と松竹蒲田のモダン手書きポスター展

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今日から二つのポスター展を始めました。ひとつは「小津安二郎と松竹蒲田のモダン手書きポスター展」。京都の河原町、新京極界隈の映画館の看板を一手に引き受けていた「タケマツ画房」創業者・竹田猪八郎さん(1901~76年)が、松竹の嘱託として働いていた若いころ、スクリーンの裏で描いたポスター(ロビーカード)50枚です。映画館ではショーウィンドーに上映中または次回上映する映画のポスターとして、A3サイズのこれらのポスターを貼り出していました。他の劇場へ納品されたものなら散逸したでしょうが、専属の映画館用に、自分で描いて、貼り出していたから残ったとも言えましょう。

これらは1928~37年に制作された1点もののポスターで、映画の資料としても貴重ですし、色使いやフォントのデザインなどが大変にモダンなものです。元々は800枚ほどありましたが、画房を閉じた後、200枚ほどが散逸し、残り600枚ほどが残っています。今回は小津安二郎の「突貫小僧」のフィルムが発見され、京都国際映画祭で上映されることと連携させることもあり、小津の作品と松竹蒲田に絞って選びました。他にも、松竹下加茂、新興キネマ、第一映画など松竹資本の映画会社のポスターがありますので、今後も折りに触れ展示替えをして、多くの人に鑑賞していただく機会を設けたいと思っています。

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もう一つは、チャップリン・ポスター展です。京都国際映画祭2016でチャップリン特集をするので、それと連携して開催するものです。同映画祭では、代表作「街の灯」『黄金狂時代」「キッド」「モダン・タイムス」「独裁者」「ライムライト」「サーカス」を上映します。戦後のレッドパージで、不当にアメリカを追放されたいたチャップリンの名誉が回復し、アカデミー名誉賞を授与された70年代に、「ビバ・チャップリ」ンとして公開された時期のポスターで、東和が配給していました。そんな関係で、川喜多記念映画文化財団の協力でポスター展を開けることになりました。また、参考資料としては、日本チャップリン協会のメンバーの方からも、専門書や海外のポスター(コピー)などを提供いただいています。

当ミュージアムでは、15日18時から、所蔵する彼の初期短編コメディの数々を鳥飼りょうさんの生演奏付きで上映します。「チャップリン初期映画祭」です。「チャップリンの画工」「チャップリンの伯爵」「チャップリンの活動屋」「新米雑役夫」(以上、おもちゃ映画や断片映像)と「チャップリンの舞台裏」「チャップリンの霊泉」の短編映画ですが、これまで余り公開されていない作品ばかりですので、どうぞお楽しみになさってください。一般1500円・正会員1300円。上映後に懇親会があります。準備の都合上、できるだけ事前予約をお願いいたします。

 

 

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