おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2020.05.18infomation

仕切り直して、6月3日再スタート!「THE FIRST PICTURES SHOW1971-2020」

力を込めて4月1日から始めた大阪芸大映像学科歴代学生映画「THE FIRST PICTURES SHOW 1971-2020」でしたが、COVID-19の影響を受けて4月18日からやむなく休止していました。5月16日に京都府の休業要請が一部解除になり、当館も対象と思いますが、念には念をと、5月いっぱい休止を継続し、定休日明けの6月3日から再スタートします。

月曜と火曜日の定休日を除く毎朝10時半から、1回上映します。入館料込千円です。上映作品につきましては、ホームページ内学生映画のコーナーで紹介していますが、ここでも6月の上映作品を順に紹介しますと、

6月3日~7日上映は、湯淺 士(あきら)監督『びっぐすり~』。今回上映する中では、最も新しい作品です。M1グランプリ2019を獲得した「ミルクボーイ」(共に大阪芸大卒業)のように、お笑いの世界をめざす物語です。詳細はこちらをご覧下さい。湯淺監督と製作の福嶋さんは映像学科の機材係として、撮影の福岡さん、美術の岩谷さん、山下さん、中内さんも撮影の現場で頑張っておられます。照明の上方さん、録音の谷口さん、助監督の渡嘉敷さんは学生さんなので、今後彼らの作品も上映できると良いですね。

6月10日~14日上映は、林 徹監督『神々の郷』。今回の上映では、最もベテランです。詳細はこちらをご覧下さい。この頃は、まだ作品を出品するという発想がない時代でしたから受賞歴はありませんが、林監督は上京後、フリーの助監督を経て、フジテレビの人気番組『101回目のプロポーズ』(1991年)で連続ドラマ演出デビュー。『ナースのお仕事』(1996年、1997年)や『大奥』シリーズなど約170本の作品を演出し、映画『大奥』(2006年)で映画監督デビューされました。現在は同局ドラマ制作センター専任部長として活躍されています。助監督の木村さんは、東京でCM業界のプロデューサーとして活躍。

6月17日~21日上映は、岡本未樹子監督『おねえちゃんのすきなひと』。詳細はこちらをご覧下さい。岡本監督は、フリーランスの助監督として10年間活動後、2018年文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に選ばれ、短編映画『はずれ家族のサーヤ』を監督。

6月17日~21日上映は、前野朋哉監督『GO GO まりこ』。詳細はこちらをご覧下さい。前野監督は、大学1年の時に石井裕也監督『剥き出しにっぽん』に出演。『ショッキングピンク』(2008年)と『脚の生えたおたまじゃくし』(2009年)で監督と主演を務め、後者はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010審査員特別賞&シネガー賞をW受賞。映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)、2017年NHKの朝ドラ『わろてんか』で大野拓朗さんとのお笑いコンビ役、KDDIauのCM「夏のトビラ/一寸法師、登場」編の一寸法師役などでもお馴染みの俳優さん。

6月24日~28日上映は、清水艶監督『シェアリング』。詳細はこちらをご覧下さい。清水艶監督も2009年文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に選ばれ、『ホールイン・ワンダーランド』(2010年)を監督されました。他に『灰色の鳥』(2015年)もあります。

以降の作品は、後日改めて紹介します。なお、4月、5月に上映を公表しながらコロナ禍のため満足に上映できなかった9作品につきましては、来年4月、5月に改めて上映することにいたします。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用と入り口に設置したアルコール消毒駅で手指の消毒をお願いいたします。また、体調に心配がある方のご来館はお控えください。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

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