2015.07.10infomation
第2回無声映画の夕べ
7月4、5日台北国際映画祭に招待され、大好評だった「怒涛のおもちゃ映画特集」を再演します。戦前の日本のアニメーションを集めたものです。せっかくの機会だからと、第1部は夏休みに入った子どもたち対象に綿菓子作りも企画しました。当館を応援してくださる西岡りきさんが考案された作り方です。できれば蓋付きアルミ缶のボトルをご持参ください。どうやって空き缶で綿菓子ができるのか―どうぞお楽しみに!
第2部は大人を対象に第2回無声映画の夕べ。映画祭で、おもちゃ映画や当館のことについてお話頂いた神戸映画保存ネットワーク研究員の羽鳥隆英さんに報告していただきます。彼は、2012‐14年度に早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手を務められ、企画展「不滅の俳優 池部良の世界」、企画展「寄らば斬るぞ!新国劇と剣戟の世界」、演劇公演『国定忠治』『殺陣田村』、講演会「『ロッパの水戸黄門』とテレビドラマの黎明」などを統括された若手映画研究家です。映画祭デビューで、「初めてサインを求められた!」と初々しくも満面の笑顔。
こちらも海外映画祭デビューを果たした活動写真弁士の大森くみこさん。おじさんから可憐な少女まで幅広いキャラクターづくりが持ち味で、関西を中心に大活躍。ラジオ・テレビ・ナレーションの仕事なども精力的にされています。「おもちゃ映画の反応はとてもよく、みなさんよく笑ってくださいました。ひとまずホッと安心しています」と彼女。今回はひまわりのように明るい彼女の凱旋公演です!
特別友情出演の山崎バニラさんは、右脳と左脳を同時に使い、大正琴やピアノを弾きながら語る独自の芸風を確立した活動写真弁士。“ヘリウムボイス”と呼ぶ独特の声で知られています。アニメ「ドラえもん」のジャイ子役、「妖怪ウォッチ」のキン役など声優としても活躍中。今回上映する「怒涛のおもちゃ映画特集」の名付け親でもあり、26日は「怒涛のおもちゃ映画特集・第2弾」を公演していただきます。大森さんと山崎さんの対談も予定しています。どうぞお楽しみになさってください。
申し込みは、ファクスまたはEメールでお願いします。定員に達し次第受付終了とさせていただきます。