2017.09.07infomation
明日開催する戦前と戦後の沖縄記録映像上映会について新聞掲載していただきました
今朝9月7日付け朝日新聞京都版の記事です。写真2枚付きで大きく掲載していただき感激しています。
急遽決まった「沖縄アーカイブ研究所」との連携企画、OKINAWA 8ミリ映画発掘公開プロジェクト「市民が写した沖縄戦後史」は愈々明日開催です。先にこの催しについてご案内した後、8月22日に、上掲記事に登場する真喜屋力さんたちの手で、戦前の記録映画『沖縄縣名所古蹟の實況』(1932年撮影)が復元されたことが記者発表されました(このことについては、スタッフブログでも書いています)。大変貴重な映像なのですが、残念ながらこの作品にはクレジットがありませんでした。そのため「情報提供を求める」目的で明日は、その映像の一部を上映します。本土から呼ばれた吉野二郎監督について、沖縄の人たちは、ひょっとしたら余り関心がないかもしれません。でも、京都でも吉野は活躍していましたから、ここで上映することで何らかの手掛かりが得られたら良いなぁと願っています。
京都新聞さんは、その戦前の記録映像と、市民が写した戦後の沖縄の様子を併せて上映することをコンパクトに紹介してくださいました。京都民報さんも9月2日付けで催し案内の記事をWEBサイトで掲載して下さいました。おかげさまで新聞を読まれた方から参加申し込みが相次ぎ、とても嬉しく思っています。
戦前の美しい沖縄の様子と、戦争で傷ついた沖縄、そこから立ち上がり復興して行く1951~85年の沖縄の映像をご覧いただく貴重な機会です。若干お席に余裕がございますので、関心がある方は、ぜひご参加くださいませ。終了後には、真喜屋さんを囲んで和やかな交流の場を設けます。こちらにもぜひどうぞ!持ち込み、差し入れ大歓迎です‼
【開催日当日の追記】
今日8日の毎日新聞京都版にも今夕開催「市民が写した沖縄戦後史」の紹介記事を掲載していただきました。解説もして下さる真喜屋さんは、今回の上映会を契機に「沖縄旅行の映像など京都に眠る8㍉映像を掘り起こしていきたい」と記事で語っておられます。なるほど、そういう展開もあるのかと思いながら読みました。残念ながら当館に寄贈されたホームムービーに該当する映像は今のところありませんが、これからそうした映像と出会った時、各地と連携すれば、もっと豊かな地域映像になりますね。
おかげ様で、ほぼ満席です。定員を超えた場合には立ち見となりますが、悪しからずご了承くださいませ。