おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2019.10.13infomation

11月23日、台湾の許先生と一緒に「紙で光学玩具を作ろう!」参加者募集!!!

台湾から、光学玩具の専門家をお招きして、楽しいアニメーション玩具を作るワークショップを開催します!!!

講師は許 岑竹先生。台湾国立清華大學を卒業後、サンフランシスコ芸術大学で映像創作を学ばれました。filmとmoving imageについてのクリエイターとして作品を発表するだけでなく、台湾の学校などで、子どもたちに体験を通して映像の面白さを伝える授業を盛んに展開されています。

今年、台湾の財団法人国家文化藝術基金會(國藝會)の海外芸術旅行に応募し、みごと選出され、10月26日~11月30日まで来日されます。海外芸術旅行は、若いアーティストに、海外での経験を積むことで視野を広げ、プロ意識を高めるよう奨励し、それによって芸術的能力が向上し、台湾の芸術的革新と競争力に新たな命が吹き込まれることを目標としている取り組みだそうです。

彼女が応募した日本での研究テーマは「探查日本電影膠卷藝術創作與教育文化」( 日本の映画芸術の創造と教育文化を探る)」。

この2、3年、「自分で作る簡単なおもちゃ映画」に興味をもたれ、2018年12月19日から今年10月27日まで長期間に亘って開催中の「家庭五金電影院」(台南市政府文化局文化局主催)の展覧会も手がけられました。

来日中は東京のSpice Filmsと大阪のImagica Labと京都の当館を訪問し、研究活動をされます。当館では「おもちゃ映画を作る」に焦点を当てて、コレクションの研究をすると意欲を語ってくださいました。ワークショップは、滞在中に日本の子どもたちと光学玩具の工作をして交流したいという彼女の希望から。たくさんの子どもたちの笑顔がみられますよう、ぜひお知り合いにお声がけください!!!!!

紙を使って3つのおもちゃを作ります。材料費は200円。付き添いの大人の方は、恐縮ですが入館料が必要です。

許さんとは、2015年7月おもちゃ映画ミュージアムが初めて招待された台北映画祭を通じて知り合いました。映画祭公式ガイドブックに彼女が書いた玩具映写機についての論考も載っていて、その頃からおもちゃ映画に関心を持ってくださったようです。とても優しくて優秀な若いアーティスト。短い滞在ではありますが、彼女がどのような研究成果を見せてくれるのか、大いに楽しみにしています。以下に許さんからの英文メッセージを。

I have received a research grant from National Culture and Arts Foundation in Taiwan. Any my research project title is "日本の映画芸術の創造と教育文化を探る".
Therefore, I would like to visit SpceFIlms in Tokyo, Imagica Lab in Osaka and Toy Film Museum in Kyoto.
 
Recently, I am very interested in how to make toy film by oneself with easy method. I even curated an exhibition for children, called "家庭五金映画館" last year.
So, for Toy Film Museum, I would like to focus on "How to make a toy film". So, it will be my great honor to visit Toy Film Museum again and to study your collections.
And as for sharing and exchange, that is why I'd like to hold a workshop.

 

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