おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2021.11.18infomation

「FIRST PICTURES SHOW1971ー2020」の新しいチラシが出来ました!

昨年4月から始まった大阪芸術大学映像学科歴代学生映画上映会の新しいチラシを作りました。17日から上映している池本翔監督『SANCTUARY』始め、12月8~12日に上映する横山健二監督『手紙』までは、以前こちらで紹介しましたので、今回はそれ以降の作品について。

☆12/15~19は畑山敦紀監督『どんどこどん』(1989年)…平和で何の取り柄もない村で初めての殺人事件が発生。人口減少と過疎化に歯止めをかけようと、懸命にイベントを考えていた矢先だったことから、よそでは絶対にやらない驚きのイベントを発案し、実行へ。

今回、畑山監督は、制作から33年ぶりに映像をご覧になり、芸大や周辺の景色、若くして召された友人知人の姿に見入ったそうです。

☆12/22~26は西口洸監督『ED(あるいは君がもたらす予期せぬ勃起』(2016年)…うえだ城下町映画祭/審査員特別賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭/オフシアター・コンペティション・グランプリ、沖縄国際映画祭U-25/審査員特別賞。母親の裸を見て勃起したことが原因で、EDになってしまった少年の性春映画。笑って泣けるさわやかな話です。

☆1/5~9日は向 陽監督『キネマの大地』(2008年)…戦争が終わり、混沌とした撮影所の中で、内乱にも巻き込まれますが、日本に帰還せず残った日本人と若い中国の映画人が手を結び、新しい中国映画を築いていく様子を描いた作品。満州映画協会で映画を製作していた持永只仁監督らがモデルとして描かれています。日中合作映画。

☆1/12~16は森山一輝監督『火の兎』(2018年)…2018年アジア国際青少年映画祭(韓国ソウル)銀賞。「この人と家族でいたい。 血の繋がりだけで家族を語らず、赤の他人同士が家族になる為には1番何が大切なのかと言うところに焦点を当てました。 本当の家族よりももっと濃い。本物の家族という繋がりを感じていただければと思います」と監督からのメッセージ。

☆1/19~23は高橋伸彰監督『夏の夜の花(仲夏夜之花)』(2018年)…中央戯劇学院博士学生自主制作作品。高橋監督は中国で様々な映画製作に従事する一方、俳優としても活躍。更に海南市にある大学の新設された映画学科で副教授として教鞭を執られることも決まっています。

大阪で生活する中国系の母と子とその父親の話。4歳になるヤンヤンは父と数ヵ月会っていない。つて父が描いた花火の絵を見つける。それを見た母はヤンヤンに花火を見に行く約束をするもその約束を忘れてしまう。

◎休館日以外、毎朝10時半から1回上映しています。純粋な映画愛に満ちた若いバイタリティーに溢れる作品の数々をぜひ見に来て下さい‼

 

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