おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2021.12.14infomation

新春恒例 新野敏也の「レーザーポインター教室6」のご案内

1月8日(土)14時開始、毎年恒例「喜劇映画研究会」新野敏也代表をお招きして開催する「レーザーポインター教室」のご案内です。2021年はコロナ禍で感染拡大防止のため、やむなく開催を見送りましたので、2016年の第1回から数えて、その第6回目になります。

2015年の秋、京都国際映画祭で、大江能楽堂の舞台に立たれた新野さんが、レーザーポインターをクルクル回しながら、サイレントコメディの演出と技術のあれこれを面白おかしく解説されているのが印象に残り、ぜひミュージアムでもやって欲しいとお願いしました。それが叶って第1回目を2016年1月8日に開催しました。

以降、毎年「歩く大寒波」を称する新野さんは、その名の通り寒さを伴って東京からやってきては、笑いで皆さんの心をポカポカにし、喜劇俳優さんたちの体を張った演技のあれこれを、時には自作イラストも用いながら、わかりやすく解説。参加者の皆さんは、それを聞きながら映画を観る体験を重ねてきました。

今年のテーマは「ロスト・フィルム!失われる事情!発掘と再生!」です。まさに当館の活動にピッタリなタイトルですね。2019年1月26日の第4弾は、弁当か1品持ち寄りで午前中から開始して、すっかり夜になるまでの長丁場でしたが、今回は一応第1部と第2部の構成で、終了は17時20分の予定です。すっかり陽は落ちて暗くなる時間ですが、ひょっとしたら残って下さったお客様対象にサプライズがある、かもしれません。

定員は25名(予約優先)で、参加費2000円です。

なお、今回の催しは、1月5日~2月27日に開催する「喜劇のレジェンド展」関連企画です。

喜劇映画研究会は結成45周年を迎えました‼ そのお祝いの記念展です。チャールズ・チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイドの肉筆サイン入りポートレート、コメディアンゆかりの品々、契約書、ブロマイド、当時の販促品、もちろん喜劇映画研究会の活動ポスターも。

そしてまた、この展覧会は第25回京都ミュージアムロード(1月26日~3月21日)参加企画でもあります。京都市内博物館施設連絡協議会に加盟している参加施設を巡ってスタンプを集めて応募すれば、抽選でグッズが貰えるという趣向です。どうぞ、楽しみながら、個性豊かな各施設の展示をご覧下さい。

おっと、忘れるところでした‼ 喜劇映画研究会の初代会長のケラリーノ・サンドロヴィッチさん作『SLAPSTICS』(演出は三浦直之さん)が、12月25、26日東京のシアター1010でスタートし、来年1月8~10日大阪のサンケイホールプリーゼ、14~16日福岡の博多座、28日名古屋の日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、2月3~17日東京のシアタークリエで公演。新野敏也さんは、この公演の設定考証・映像と素材提供をされています。

無声映画期のハリウッドで、助監督を務める青年ビリー(2.5次元ミュージカルの木村達成さん)と、映画館でのピアノ伴奏を生業とする娘アリス(乃木坂46初代キャプテンの桜井玲香さん)が、映画界の情熱と闇に翻弄される悲恋の物語です。無声映画が終焉を迎えてから18年後のビリー(小西遼生さん)をはじめ、今回の『喜劇のレジェンド展』でも紹介するロスコー・アーバックル(はんにゃ金田哲さん)、マック・セネット(ジョビジョバのマギーさん)、メーベル・ノーマンド(元・宝塚雪組トップスターの壮一帆さん)など、超豪華な俳優陣が様々なコメディアン、コメディエンヌを熱演します。

公演をご覧になって、展覧会を観に来てくださるも良し、あるいは逆に、展覧会をご覧になってから公演をご覧になるも良し。とにかく、このような機会はありません!両方とも、多くの方にご覧頂きたいです。そして映画が一番輝いていた時代のパッションを感じて頂ければ嬉しいです。皆様のご来場を心よりお待ちしています‼       

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