おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2022.01.01infomation

2月26日に「三大喜劇王のニコニコ大会」開催‼

2月26日(土)14時より、三大喜劇王によるニコニコ大会を開催します。ニコニコ大会とは短編喜劇映画上映会のことで、70年ほど前まで使用された呼称です。

三大喜劇王のチャップリン、キートン、ロイドが大評判になったのは1910年代後期〜20年代初頭の短編時代でした。その後三大喜劇王として長編の名作群を製作しました。しかし無声喜劇は単純なストーリーがギャグを引き立てるので、短編にも小気味良い傑作が多くあります。今回上映する三本はどれも短編時代の有名な作品で、面白いと評判なものを選びました。ハズレはありません。ピアノ伴奏は天宮遥さん。喜劇には定評があり、明るく軽やかで美しい即興伴奏の名手です。弁士は大森くみこさん。関西で活動弁士として活躍され、最高に面白い話術に引き込まれてしまいます。

さらに『チャップリンの幻燈会』を特別上映します。この映画はチャップリンが映画デビューした1914年に撮影された珍しい作品で上映されることは滅多にありません。荒削りの短編ですが、おもちゃ映画ミュージアムに多数展示してある幻灯機(マジックランタン)が主役です。1914年当時、家庭で幻燈会がどのように催されていたかを知る貴重な映像です。夕食後の娯楽として付近の住民を招いて幻燈会が催されたことがわかります。当時の幻灯機の光源はアルコールランプで、スクリーンは白い壁やシーツを利用していました。とても暗くてぼんやりした映像を真っ暗の中で目を凝らして見たことでしょう。

上映後には当館の幻灯機を使用して映像を上映し、大森くみこさんと太田米男館長の解説トークを予定しています。また当日は喜劇映画研究会結成45周年の記念展「喜劇のレジェンド展」が開催中です。関連した内容なので楽しんで見ていただけると思います。

定員は25名(要予約)、参加費は2000円(入館料込)です。

予約先は河田隆史さん TEL 072-689-1860  shouko5d@hera.eonet.ne.jp

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