おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

羽球伝説 / 高橋智紀監督作品 2020年7月29日(水)~8月2日(日)10:30~

羽球伝説

1995年、高橋智紀監督作品、16mm、カラー、スタンダード、49分

あらすじ

勉強もできず、ヤンキーにもなれず、異性からも注目されない 高校生4人の男たちのプライドをかけた決死のバドミントン部スポ根映画。 天龍高校バトミントン部に入った新入生の卓。先輩たちは練習もせず、毎日部室でしょうもない話をしたり、学校に内緒でバイクを走らせたり、とダラダラした毎日。 卓はバドミントンの練習をしたいが内気な性格のために先輩に物申すこともできず、いつの日か卓も先輩たちとの部室生活になじんでくる。 ある日、卓が先輩と街を歩いているところに、かつて卓と同じ中学校のバドミントン部で優秀な成績をおさめた徹(てつ)と街で出くわす。 徹はバドミントン部の名門高校である広能高校に入って、そこでも頭角を現している。卓が天龍高校のバドミントン部に所属している事に対して小ばかにしたような対応で卓をいたぶる。言われるがままの卓だったが、あまりの言われように堪忍袋の緒が切れてバドミントン対決で挑戦状をたたきつける。 天龍高校バドミントン部が一丸となって打倒広能高校に向けて特訓が始まる。 新たなメンバーも参入し、選手層があつくなっていく天龍高校。彼らの横にはヒロインとなるエイドリアンもノラ・ミヤオもいないが彼らに勝利の女神がほほ笑むのか。

制作意図

幼少期から見てきた東映のトラック野郎シリーズ、仁侠映画、実録やくざシリーズ、角川映画シリーズ、香港のカンフー映画やコメディ映画。これらを見て育ったことで映画は娯楽活劇であるという信念が芽生え、その信念を常に持ち続けて大阪芸大に通っていました、その最後の集大成として学生の低予算映画でも娯楽活劇を作りたい、という気持ちで取り組みました。

キャスト

江無田健、小澤義明、芝崎 昇、松尾のぶゆき、松蔵宏明、吉村慎太郎、筒井 潤、山本善宜

スタッフ

高橋智紀、高田季成、辻洋一、辻高士、富田あやこ

コメント

この作品では大阪芸大で鍛えられたバーニングスピリットをフル注入できました。

あの時、この映画で一緒に汗を流したみんなは今では活動している場が違っても、きっと同じ目で今でも燃えているはずです。

 

 

 

 

【THE FIRST PICTURES SHOW 1971-2020開催趣旨】

http://toyfilm-museum.jp/news/infomation/6083.html