おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2016.02.17infomation

ミュージアムの手書き地図

仮に私がおもちゃ映画ミュージアムの運営に関係がなく、初めて訪ねてみようとしたら、超方向音痴もあって、きっと迷子になって辿り着けないだろうと思います。「おもちゃ映画ミュージアム」の知名度は、周辺でもまだまだまだ低く、得意の「人に聞いてみる」手段も使えません。何度も「もっとわかりやすい地図を作ろう」と訴えましたが、少し手直ししただけで、未だ効果的なものにはなっていません。今日も、道に迷って辿り着けない人がおられました。分かりにくい場所で、地図で、本当に申し訳ありません。

せっかく来てくださるのに、これ以上迷子が出てはいけませんので、急場しのぎに手書きの地図を載せました。

手書き地図

これも字が汚くて読みにくく、わかりにくいかもしれませんが、今はご勘弁を。細い路地を東に入ったところなのですが、その路地の角度が曲者で、見逃しやすいのです。せめて後院通から路地に入る角に、わかりやすいお店があればいいのですが、路地の両サイドが民家なのです。懇願して連れ合いに作ってもらった立て看板(高さがないので、遠くを探して見て歩くより、少し視線を落とし気味に)、民家の壁に掛けたポスターを見落とさないようにして、来てください。

京都生まれの連れ合いは、「♪丸竹夷二、押御池、姉三六角、蛸錦、四綾仏高、松万五条♪」 の通り名の歌に親しんだせいか、「蛸薬師通と六角通の中間あたりを捜せばわかる」と強気ですが、わからないものは、わからない。第一、バスも走る斜めの「後院通(こういんとおり)」の呼び名を知っている人は、京都市民でも、いったいどれほどおられるのでしょう?しかも、四条大宮から千本三条にかけて、「後院通」の名前を書いた道案内プレートは一つも見当たりません。観光都市を目指す京都なのに…。

以前、京都市長さんと親しい知人を通じて、「後院通」の道案内板を取り付けて欲しいと直訴したのですが、その後進展なし。

厄介な斜めの通りですが、この「後院通」ができたのは1912(明治45)年の市電開設によります。本来は、平安京の内裏と羅城門を結ぶメインロードだった朱雀大路そのままに、その流れの千本通りを南北に貫くはずでした。しかし、碁盤の目から外れて結果的に斜めの道路になったのには、映画にちなむ、知る人ぞ知る都市伝説があります。それは来館されたときのお楽しみに。

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