おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

アップル・スピリット / 林健二郎監督作品 2021年1月6日(水)~10日(日)10:30~

アップル・スピリット

2003年、大阪芸術大学大学院、林健二郎監督、35mm(スーパー16mm)、カラー、ビスタサイズ、72分

受賞歴(招待上映を含む)

2005年、第14回あきた十文字映画祭 新人監督コンペティション・北の十文字賞    2005年、The Washington DC Independent Film Festival 招待上映

あらすじ

ある夏の日― 敬太のもとに吉報が届く。彼の書いた文学作品が由緒ある文学賞で大賞に選ばれたのだ。しかし喜びもつかのま、敬太は恋人を後輩に寝取られてしまう。 失意のどん底にあるなか、高校時代の友人・都茂から「ツカサの病気」を告げられ、見舞いのため故郷へ帰ろうと提案を受ける。 道中、高校時代の仲間たちと再会を果たし、文学賞を獲った物語を彼らに聞かせるうちに、敬太の沈んだ気持ちも落ち着いてゆくのだった――

制作意図

学部時代に撮った水歌浜町マーメイドという作品には〝青春活劇〟という惹句のようなものが付いていました。そののち大学院に入って、また一本撮るんだ! と志した段で、僕は青春活劇の第二弾をやりたいと考えました。それがアップル・スピリットです。 今回はシナリオも自分で担当し、当時の趣味をとことんぶち込みました。結果、いたらぬ若造どもの稚気に溢れた作風に仕上がったわけです。その点に関しては、国内の某映画祭で某知識人に散々けなされました(笑)

キャスト

古浦彰彦、松本壮一郎、幸田尚子、松本由似、加藤拓二、阪上洋光

スタッフ

製作:SELZ Projection Room No.1、制作:信国輝彦・山口優次、脚本・監督:林健二郎、撮影・照明:高橋正信、音楽:和田俊輔、録音:山田祥代・下房地努、衣裳・美粧:河崎えり子、編集:林健二郎、応援:西村博之、西村朋樹、山口雅和、押川雅也、片元亮、北条俊正

コメント

「アップル・スピリット」が青春活劇第二弾ならば、とうぜん第三弾を企画したくなるわけで、そうなると『青春活劇・三部作』という言葉が生まれます。ご想像に違わず、大林宣彦監督の『尾道三部作』の影響です。当時、僕を含む多くの仲間が、大林監督作品のことを大好きでした。自分が尾道の近くで生を受けたことも誇りのように感じていましたし、そんな僕が撮った作品を、いつか大林監督にも観て頂きたいなぁと不遜なことさえ想像していました。

結局、僕は映画づくりから道半ばで遠ざかり、第三弾もかたちになることはありませんでしたが、大林監督は最後の最後まで映画を撮りつづけましたね。ご逝去された年に、奇しくも2作品を上映して頂くことになり、勝手な感慨を覚えている次第ですが、そんなことを思うところ、僕の心は相変わらず当時の稚気を帯びているのでしょうね。

長い人生のなかで、(おそらく)最も熱くたぎっていたであろうあの時代に築いた精神は、そう簡単には瓦解しないものなのですよ。

 

 

FIRST PICTURES SHOW 1971-2020の開催趣旨


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