おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

シェアリング / 清水艶監督作品 2022年10月13日(木)15:00~

シェアリング

2005年、清水艶監督作品、映画、16mm、カラー、スタンダード、57分

受賞歴(招待上映を含む)

第7回JCF学生映画祭 グランプリ、第1回夕張国際学生映画祭 コンペティション部門 日本代表出品、第8回ハンブルグ日本映画祭 招待上映

あらすじ

ど田舎出身の2人組・エリとヨウコは、大学デビューを夢見て、意気揚々と町に出てくる。しかし、きらめく大都会を通り過ぎ、2人がたどり着いたのは期待はずれの田舎町。その町でルームシェアを始めた2人は、それぞれの妄想する『夢の大学デビュー』に邁進するがー。

制作意図

初めての監督作品で、何が出来て何が出来ないのかさえ分からず、かなり壮大なスケールの脚本を書いたものがボツになったところで『等身大のストーリー』を描こう!という意気込みで脚本を書きました。「学生映画は暗いものが多い!」と当時の先生方がいつも言っていたこともあり、共感できて、クスッと笑えるような作品にしたいと思っていました。『一生懸命なんだけど、ちょっとおバカで、愛せるキャラクター』は、結局今でも事あるごとに描こうとしている気がします。(ブレていないのか、成長していないのか・・・)

キャスト

末田 光里、牧野 鏡子、大西 寛治、棚橋 大輔、澤田 宏平

スタッフ

製作:山本和代・田中孝典、脚本・監督:清水艶、撮影:高木風太、照明:上牧亜衣、美術:宇山隆之、録音:森谷将之、整音:佐藤真樹子、音楽:末田光里、編集:清水艶、助監督:青木冬馬

コメント

南河内の片隅で、とても濃い4年間を過ごさせていただきました。
実は、学生時代に映画づくりに対して得たものは、映画づくりがいかに大変かというトラウマ・・・。
その後、外の世界に出て分かったことは、
なるほどそりゃあしんどかったわ、何しろ限界を知らない学生たちが、常に限界突破で(体力とか・・・予算とか・・・走行距離とか・・・)走り続けてたんやもん・・・ということ。
卒業してもうすぐ15年にもなりますが、なんだかんだ未だにトラウマからのリハビリで映像作ってるようなところ、あります、実際。総じると、ありがとうございました! (2020年6月24日~28日の上映時のコメントです)

 

 

【THE FIRST PICTURES SHOW 1971-2020開催趣旨】

http://toyfilm-museum.jp/news/infomation/6083.html