おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

夢のほとり / 友野祐介監督作品 2021年7月21日(水)~25日(日)10:30~

夢のほとり

2003年、友野佑介監督作品、16mm、カラー、スタンダード、90分

受賞歴(招待上映を含む)

第五回JCF学生映画祭入賞、大阪シネ・ヌーヴォで一般上映、東京下北沢トリウッドで一般上映

あらすじ

引きこもりの電子音楽作曲家、二ノ宮綾は、ある日、川のほとりの掘っ立て小屋で巨大魚の観測を続ける男性、利根川康二たちと出会う。奇妙な疑似サークルでの生活を経て、綾はやがて自分にもできることがないかを探すようになるのだが・・・。

制作意図

自分の中の気の利いた創造性、などは信じていなかったので文学的な自身の掘り下げ、という部分が全てだったと思います。 とにかく「自分には他に何もない」という強迫観念を形にすることが全てでした。 しかし、とにかく必死に作品として形にして他者の批評を受ける、ということは僕のすべての始まりだったと今にしても思います。

キャスト

大島由香里、岩戸秀年、山子晃子、奥山梨恵

スタッフ

製作:友野佑介、制作進行:清水艶・押川雅也、脚本・監督:友野佑介、撮影:近藤龍人、照明:浅川周、美術:野崎無大、音楽:Polaris、音響:櫻井陽子、スチル:市村圭子、助監督:坂田忠志・横田将士、記録:木村淳・坂木秀勝

コメント

(ある程度美化された)自分に正直であることだけが命題であり、サービス精神など皆無であることがいかにも学生的で、今見ると爽快ですらあります。
できたばかりの学内スタジオでのセット撮影、琵琶湖での水中撮影など技術的な野心も多く盛り込みましたが、改めて非常に危険なことをしていたのだな、と顔が青ざめる部分も多々。
しかし、この映画を撮った、賞を頂けたことは明確に僕の人生を変えてくれました。

 

友野祐介:ゲーム作品「イナズマイレブン」シリーズのメインライターを務めた後に株式会社24Frameを設立。https://24fps.jp/

清水艶:監督として「ホールイン・ワンダーランド」「灰色の烏」などを手掛ける。

近藤龍人:日本を代表する撮影監督として「万引き家族」「桐島、部活やめるってよ」等を手掛ける。

 

 

僕もちょっとこのタイミングで帰ろうかな・・・
無理かな・・・なんて思っていた矢先です。
子供と一緒にいけるとよかったのですが・・・
難しいかな、とも思っております。
折あれば僕のWEB連載