おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

みそら / 風見篤史監督作品 2020年10月7日(水)~11日(日)10:30~

みそら

1998年、風見篤史監督作品、16mm、カラー、ビスタサイズ、23分

受賞歴(招待上映を含む)

1998年度大阪芸術大学・学長賞

あらすじ

暇をもてあそぶカップル。ふとしたことから車を盗んで走り出す。どこに向かってもどこにも行けない、退屈な夏。

制作意図

学生時代になんとなく過ごした日々の気怠さを余白のある夏の風景の中で描く。

キャスト

田中裕美、風見篤史、江村真美、山田祐輔、中川哲郎

スタッフ

製作:岡部聡、脚本・監督:風見篤史、撮影:岡部聡、照明:尾崎英世、録音:影山道隆、音響:尾崎英世、音楽:景山道隆、編集:風見篤史、助監督:金山拓也

コメント

少々、山あいにあった学校でしたが、ロケ場所に困ることもなく、映画を学ぶにはいい環境でした。

この映画はそんな学校の周辺や遠くは日本海の沿岸で撮影した風景が主役です。

ロケハンをして監督であった彼(風見篤史)が「いい感じ」と思った風景を元にシナリオを構成したのですが、ではどんな風景が「いい感じ」かは彼自身も「いい感じなものはいい感じ」としか説明できず、ロケハンに結構な時間がかかりました。当時の僕には「いい感じ」ってなんだよっ、そんな曖昧なものが誰に伝わるんだろう、という不満がありました。それでも出来上がった映画は物語性もメッセージ性もないけど、確かになんとなく「いい感じ」の映画になりました。彼の「いい感じ」には確信があって、その言葉にできなさが彼の才能であり、この映画の魅力になったのだと思います。

制作から20年以上が経ち、今は亡き彼の「いい感じ」がご覧になる皆様にも伝われば幸いです。(金山拓也・岡部聡)

 

 

【THE FIRST PICTURES SHOW 1971-2020開催趣旨】

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