おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2019.12.23infomation

1月25日に「新野敏也のレーザーポインター映画教室5」開催‼

新年恒例の行事となった喜劇映画研究会代表新野敏也さんによるレーザーポインター映画教室のご案内です。開館した年の京都国際映画祭2015で、レーザーポインターをクルクル回しながら、喜劇映画の見どころを解説する新野さんの様子が面白かったので、当館でもやって欲しいとお願いしました。順調に回を重ね、今度で5回目を数えます。この日の来るのを毎年楽しみにしてくださっている方もおられて、ありがたいことです。

今回注目して頂きたいのは、フランスのルネ・クレール監督『空想の旅』(1926年)。日本未公開で、海外でもソフト化されていない貴重な映像です。サイレント映画ピアニストの柳下美恵さんと11月末にお会いした折り、「良いなぁ、私も『空想の旅』を上映したい」と仰っていましたし、活動写真弁士の山崎バニラさんも「ルネ・クレール講座がある京都の皆様がうらやましいです」と書いてくださったので、このレーザーポインタ-教室に参加される皆様は、充分にうらやましがられる存在なのです。

会場が狭いので、予約優先で先着30名様です。どうぞ早い目にお申し込み下さいませ。入館料込み一般1500円、高校生以上の学生と当団体正会員は1200円、中学生以下800円です。

「なぜ、この作品を選んだのか?」ーそれは今年4月15日世界中を駆け巡った「ノートルダム大聖堂焼失」の大ニュースに心を痛めたから。とても残念なことですが、世界遺産「ノートルダム大聖堂」の屋根や尖塔が焼失しました。今も懸命に修復作業が続いていますが、明日24日のクリスマスのミサは執り行なわれないことが発表されました。この大聖堂でのクリスマスミサが行われないのは、1803年以来約2世紀ぶりのことなのだそうです。

『空想の旅』のお話は、空想場面がめまぐるしく展開するファンタジーで、ノートルダム大聖堂屋根での展開がクライマックス。そこから望むパリの風景も含め、映画制作当時の大聖堂の様子をご覧いただければと思います。ルネ・クレールは喜劇王チャップリンをとても尊敬していました。そのチャップリンの代表作のひとつ『モダン・タイムス』には、ルネ・クレールが作った『自由を我等に』を彷彿させる場面があります。映画会社が「余りにも酷似している」とチャップリンを訴えた時、ルネ・クレールは「もし自分の映画に影響されたというのなら、こんな名誉なことはない」と訴えを取り下げさせたというエピソードがあります。

こちらは、ルネ・クレール監督第2作目の『幕間(まくあい)』(1924年)の1シーン。エリック・サティがスウェーデン・バレエ団のために作曲した『本日休業』の第1幕と第2幕の幕間に上映するために作られたので、付いた題名です。

上掲はマルセル・デュシャン(左)とマン・レイが、テラスでチェスをしている場面。他にもエリック・サティやフランシス・ピカピアなどが映り、記録映像としても貴重です。

ここまでが、第1部ですが、第2部は新年会を兼ねた懇親会(別に要500円。持ち込み大大歓迎‼)。

昨年好評だった東京にあるサンドゥニのスイーツ「ガトー・サンマルク」をいただきながら、喜劇映画研究会所蔵の選りすぐり映像をみながら楽しく盛り上がりましょう。何を見せて頂けるのかは、当日のお楽しみ。

「歩く大寒波」を自認する新野さんには、寒波を伴わずに登場願いたいです。写真は昨年の様子。雪だるまを作っちゃいました。それでなくても、当館は隙間が多くて暖房していても不充分なので、参加してくださる皆様には、できるだけ暖かい服装でお越し下さいませ。何卒よろしくお願いいたします。

昨年は昼食持参の3部構成にしましたので、備え万全で午前11時の部からすっかり暗くなるまで、着込んだままお楽しみいただきました。楽しい催しにしましょう!!!!!

 

 

 

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