おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

「京都ニュース」No.110 昭和46年(1971年)

この「京都ニュース」No.110の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

 

目次 総時間

火事のないまちに ―消防出初式― ~15年連続火災減少達成

03:54

トピックス~こどもお茶会

00:57

トピックス~ゴリラの赤ちゃん

00:38

にぎわう青少年科学センター

02:54

 

 

新春恒例の消防出初式。15年間連続して京都の火災を少なくすることができました。これこそ市民の皆さんと消防とが力を合わせて成し遂げたのです。

火を消す消防から火を出さない予防消防へ。あなたのご家庭へ防火診断。危ないところは?消火器は?増えてきたアパートなどの高層ビルの点検も一件(一軒?)ずつ。人のたくさん集まるホテルや旅館などは十分注意して非常口、避難ばしご、消火栓など一つ一つ念を入れて点検していきます。もし火事が起こったら隣近所にも迷惑がかかります。火事を出さないように、大きくしないように消火器も一家に一本は備えてください。最近は優れた警報機もできています。なんと言ってもかけがえのないのは人の命。寝たきりのお年寄りには非常ベルをつけました。

産業の発展とともに色々な危険なものが家庭にも入ってきました。ご家庭を守る奥様方にとっては、消化器の使い方などはもう常識。火災が増え続ける大都市の中で、例を見ないと言われている連続火災現象。

出初式では消防職員・消防団員も胸を張っての分列行進。これこそ、市民の皆さんのたゆみない努力が実を結んだのです。

子ども達のかわいいお茶会。北区のある幼稚園でお茶の手ほどき。始めた頃は窮屈そうだった子ども達も今ではすっかり板についた感じ。お先にいただきます。ともあれ騒がしいこのご時世に、静かなひと時を過ごすのも無駄ではないようです。

こんにちは。僕は岡崎の動物園で生まれたゴリラの赤ちゃんです。ゴリラが日本で生まれたのは初めて。今はちょっと寒いのでお家の中に閉じこもっていますが、4月頃には皆さんにお会いできると思います。その時にはお友達になってね。

2年目を迎えた青少年科学センターは毎日元気な子ども達や市民の皆さんで賑わっています。

展示室ではパネルや機械を使って科学の謎を分かりやすく説明。およそ60の展示品は自分の手でスイッチを押して楽しく勉強できるものばかり。分からないことや難しいことは担当の先生が詳しく教えてくれます。

実習教室。ここには学校ではできない大掛かりな設備の要る実験や工作を中心に。限りなく進む現代の科学。その成果をみんなのものにと、お父さんお母さんを対象とした市民教室も開かれています。

私たちを、いながらにして星の世界へ運んでくれるプラネタリウムはセンターご自慢の一つ。果てしなく広い宇宙へ、また神話の世界へと私たちを案内してくれます。宿題もテストもどっかへ飛んじまえ。

回を重ねるごとに好評の市民天体観望会。150倍の大望遠鏡で覗いた月の世界。このほか、科学センターには暮らしの中に活かせる科学の知識がいっぱい。皆さんのご利用をお待ちしています。