おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

「京都ニュース」No.116 昭和46年(1971年)

この「京都ニュース」No.116の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

 

 

目次 総時間

コンピューター教育センター完成

01:31

トピックス~日米市長,商工会議議所会頭会議

02:21

トピックス~消防チビッコ大会

01:12

トピックス~岡崎文化公園

01:25

美しい景観 みんなのもの

01:25

 

西大路御池・市立西京商業高等学校に、このほど、京都市コンピューター教育センターが完成。

鉄筋3階建て、電子計算機室・キーパンチャー室・講義室など充実した内容。

コンピューター教育センターは、情報化時代に対応して、市内の高校生の皆さんにコンピューターによる情報処理の基礎技術を身につけてもらおうと作られました。

本格的な実習教育は来年4月からスタート。

この施設を活用して、市内の商業・工業高校の2・3年生の生徒達が電子計算機の使い方などを勉強します。

このコンピューターセンターは、情報処理教育の推進に大いに役立つものと期待されています。

 

国立京都国際会館で、第11回日米市長商工会議所会頭会議が開かれました。

舩橋京都市長は、この会議が日米両国市民の幸福と生活に役立つことを念願しますと挨拶。モリシタ(森下?)京都商工会議所会頭も歓迎の挨拶。これに応えて、アメリカ側からポートランド市長、サンディエゴ商工会議所会頭が挨拶。京都市交響楽団の演奏が、開会式を盛り上げました。

参加者は日米40都市の市長・商工会議所会頭およそ300人。この会議は、市政や貿易経済などについて意見を交換。日米両国民の相互の理解と親善を深めるため、2年おきに開催されています。今回の会議では公害問題が焦点。今後、日米の都市が公害対策の情報交換を図ろうという決議がなされました。会議から解放され、京都の秋を楽しむ日米代表団。

この日米都市の交流の場が、世界各都市にも輪を広げ、人類の平和に貢献することでしょう。

 

 

消防ちびっこ大会が、左京区の宝が池子供の楽園で開かれました。僕はパパとママと3人で行きました。

消防のおじさんは、11月・12月・1月は火事の多い月なんだよとおっしゃいました。やっぱり、寒くなって暖房器具を使うからかな。ママに家のストーブどうもないかと尋ねたら、こないだ出して点検してみたら大丈夫やったらと言わはりました。家にも火災感知器と消火器があったら安心して夜眠れるなと僕が言ったらは、はよ備えんととあかんなとパパが言わはりました。僕の楽しい思い出の一日でした。

車なし人間広場開放。秋の岡崎文化公園。

公園内にある京都市美術館には、新しい収蔵庫が完成。鉄筋平屋建、地上1階地下1階。貴重な美術品の保管に万全の構え。

どろんこ広場。子供たちは思いっきり泥んこにアタック。次の世代に豊かな緑と澄んだ空気を引き継いで行こうと、市民ぐるみで記念植樹。京都市では、人間性の回復を目指して、この車なし人間広場の構想(?)を恒久化するつもりです。

長い歴史が築き上げた、世界の文化都市京都。

ところが近年、この京都の街並みに、大きな高いビル・奇抜なデザインの家ができ、古都の美しさも蝕まれています。

京都の美しさを市民みんなで守ろうと、市民参加のシンポジウムを開催。

個々の美しさよりも地域全体の美しさを優先すべきだ、なんでも保存では困る、景観だけでは食っていけない、守るだけではなく新しい景観を作る必要があるなど真剣に意見が交わされました。

今日ある京都の美しさは、祖先の努力の結晶です。この遺産を守り、さらに京都独自の美しさを創造していくことは、私たち京都市民の務めであると言えましょう。