「京都ニュース」No.122 昭和48年(1973年)
この「京都ニュース」No.122の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

| 目次 | 総時間 |
|
春、春、春 動物園 |
00:53 |
| 春、春、春 交通公園 |
01:03 |
| 春、春、春 山林防火 |
01:26 |
| トピックス・盲導犬 市電に乗る |
01:02 |
| トピックス・電気バス開発 |
00:55 |
| 大型ごみ破砕施設が始動 |
02:49 |


春うらら。動物たちもお日様にこんにちは。

今年、動物園にやってきたヨーロッパバイソン。野牛の一種。世界的に貴重な動物なのです。

甘えん坊のマックとミッチー。生まれて二年半、こんなに、大きくなりました。明るい春の一日です。

街は車の洪水ですが、ここは楽しい子供天国。僕、交通違反なんてしないよ。ここ、北区にある大宮交通公園。

みんなで楽しく交通ルールの勉強だ。信号、よく見るんですよ。自動車に気をつけてね。ちっちゃい僕らは、三輪車でくーるくる。かわいい声が弾んでいました。

春は山火事が多いからな。美しい京都の緑を守らなくちゃ。消防署のおじさんは、山のパトロールに余念がありません。

ハイカーのお昼ごはんはカレーライス。人参、ジャガイモ、お肉、それから玉ねぎ。お腹空いたなあ。待ち遠しいひと時です。ただ今、山林防火運動展開中。春は空気が乾燥しています。タバコの吸い殻、焚火の後始末は充分にお願いします。山のパトロールは今日も続けられているのです。


盲導犬のサム(サン)とハッピー。どこへ行くのにも、ご主人と一緒。

初めて市電に乗りました。これで随分遠くへだって出かけることができます。

舩橋市長さんありがとう。盲導犬を市電市バスに乗せてほしいという願いが叶って、市長室にお礼にやってきました。僕、吠えたりなんてしませんからね。

公害を出さないバスを作ろう。交通局が電気バスを開発しました。

大きなバッテリー。みどり号の最高時速は55キロ。一回の充電で60キロ走れます。試運転も好調。もうすぐ、市民のみなさんにお目見えします。


伏見区横大路の南清掃工場。この中に、大型ごみ破砕施設がこの度オープン。総工費、6億6000万円。世界最大級と言われます。

竣工式の日、舩橋市長は、どんどん増える大型ごみの処理に大きな力を発揮します、とあいさつ。市長の手でスタート。

持ち込まれたごみはベルトコンベアーに乗って破砕機に運ばれます。箪笥も、洗濯機も、畳も、みんな粉々。機械の運転は、テレビを見ながらリモコン操作。粉々になったごみは、燃えるごみ、燃えないごみ、鉄類の3種類に分けられます。木はかまぼこ板、鉄はタバコ2個分ぐらいの大きさになってしまいます。

毎日どんどん運び込まれる、大型ごみ。一日400トンもの処理能力を持ち、騒音も煙も出さない、我が国はじめての本格的装置。

この頼もしい怪力マシーンは、京都のごみ清掃に力強く立ち向かっていくのです。



