「京都ニュース」No.124 昭和48年(1973年)
この「京都ニュース」No.124の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

| 目次 | 総時間 |
|
トピックス・こどもと夏 |
01:33 |
| トピックス・水防訓練 |
00:52 |
| トピックス・中国訪問 |
01:52 |
| 完成した伏見下水処理場 |
01:18 |
| みどり豊かなまちに |
03:00 |


夏。子供たちの季節。真っ黒になって、たくましい体を作ろう。

輝く水しぶき。でも、ちょっと待ってください。危険なところで泳いではいけません。

お巡りさんは大忙し。

ちびっこ達へ京都市からの贈り物は、じゃぶじゃぶプール。昨年に続き、今年も18か所作りました。わーい、僕のプールだ。ここなら、お父さんお母さんも安心。楽しい楽しい水遊びです。

備えあれば憂いなし。夏から秋への災害シーズンを前に、京都市では特別水防訓練を実施しました。

想定は、夜半から豪雨が降り続き、午前9時現在、桂川が危険水位を突破。参加者700人余りの激しい訓練が続きます。頼みますよ。市民の力強い守りです。

結ばれた友好の絆、日本と中国。舩橋市長をはじめとする京阪神3都市の市長が、このほど友好使節団として中国を訪問しました。

舩橋市長の訪問先は北京。そしてその昔、長安の都として平安京のお手本になった西安。

京都市からのお土産は、日本最古の釣鐘・花園妙心寺の黄鐘調を模したもの。長久友愛の鐘と名付けられています。美しい音色が中国の空に響いていることでしょう。

数々の友好親善を深めて無事帰国。早速の帰国歓迎集会。京都市と西安が、友好都市として結ばれようとしています。この秋の、京都市自治75周年の記念日には、西安からの代表団を迎え、固い友情を深めあうことでしょう。


清潔な暮らしの環境づくりは、下水道の整備から。

市内3番目の下水処理場として、伏見処理場がこのほど竣工しました。7年の歳月と40億円の費用をかけました。

舩橋市長は、一日も早く市内全部に水洗便所ができるよう努力しますとあいさつ。

操作はすべてオートメーション。一日55,000立方メートルの処理ができます。汚れた水もこんなにきれいになりました。下水道、それは近代都市づくりの基本なのです。


光化学スモッグ、汚れた水、空を覆う煙、排気ガス、そしてゴミ。

もう公害なんてまっぴら。

京都市では、公害のない緑豊かな住みよい街をつくろうと、いろいろな仕事をしています。うーん、ここの工場の水、大丈夫かな。

空気を汚す犯人、自動車。京都の車も30万台を超えました。車が撒き散らす一酸化炭素は増えるばかり。排気ガスの点検に厳しい目が光ります。公害追放、これは私たち人類の、大きな課題です。

公害をなくすにはどうすればいいのだろうか。小学生、中学生、そして高校生。次の世代を担う子どもたちの主張も熱を帯びています。

こないだの日曜日、市長と歩こう会がありました。僕はお父さんと一緒に行きました。楽しい散歩です。枝や葉っぱの間から街が見えていました。京都の自然は、こんなに素晴らしい。この美しい緑を守るためにみんなで木を植えましょうと、おじさんが教えてくれました。赤い花、黄色い花がいっぱい咲いてました。京都の街じゅうを、花いっぱい緑いっぱいにしたいなって思いました。



