〇　第26回メーデー

〇　喜びの広河原

〇　今年もガンデンデン－壬生狂言－

〇　優勝日本卓球選手団還る

〇　市民憲章制定一周年　憲章推進会議。市民の集い

　参加者戦後最高といわれる第28回メーデーは、5月1日正午、二条城前を小雨をついて出発、南北2つのコースに分かれてワッショイワッショイの掛け声も高らかに、都大路を行進しました。

　市役所前では、特設ベランダから、市長・理事者等が花風吹や色テープを投げて歓迎しました。今年は勤労者の祭典の名にふさわしく、小競り合いひとつ起こらぬ明るいメーデーでした。

　去る4月1日に淀と同時に京都に編入された広河原の編入祝賀行事が、雪解けを待って4月24日に行われました。堰源（エンゲン？）小学校校庭では11時から全生徒が集まってお祝いの式典、また、講堂では関係者による祝賀式がありました。これで人口300余りの静かな山村も、京都市左京区（注：学校創立過程上は左京区！）の一部となったわけです。

　ガンデンデンと鉦や太鼓・笛ののどかな囃子に乗って、京の晩春を彩る壬生寺恒例の大念仏 無形文化財 壬生狂言は、今年も21日から9日間、行われました。炮烙割り（ほうらくわり）、羅城門など650年余りの伝統に輝く催し物に、観覧席を埋めた人々は、郷土芸能を楽しんでいました。

　第24回世界卓球選手権大会で輝く優勝を成し遂げた、南団長以下の選手団は　5月3日入洛。まず駅前で歓迎の市民に挨拶、その後（あと）、オープンカーを連ねて市中行進を行い、東山高校体育館に向かいました。午後2時、同校体育館会場に紺のトレーニングシャツの胸にジャパンと鮮やかに標した（しるした）姿で選手入場、約500人の観衆の前で、イグジビション7試合を行い、そのスピーディーな技を披露しました。

　5月3日は120万市民のモラル、市民憲章が制定されて１周年にあたりますが、これに先立ち、2日午後2時から、岡崎公会堂で高山市長ら市幹部と憲章制定会議に参加した250人が集まって、憲章推進会議を開き、この1年間、憲章を良く守った人々を表彰する要項を決めました。

　翌3日、午後7時、円山音楽堂で開かれた憲章推進市民のつどいでは、推進会議で決定した55人34団体に表彰状を贈り、その後、アトラクションなどがありました。私たち京都市民は、郷土を明るく豊かにするために、今後もこの市民憲章を協力して育み（はぐくみ）育てるべきではないでしょうか。