「京都ニュース」No.130 昭和49年(1974年)
この「京都ニュース」No.130の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

| 目次 | 総時間 |
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母と子の施設見学会 |
02:05 |
| トピックス・キエフからの親善使節 |
01:40 |
| トピックス・老人福祉センター |
02:02 |
| 地震災害にそなえる |
02:17 |


僕たちが普段何気なく捨てるゴミ。

それはどこへ行くのだろう?今日はお母さんと一緒に西清掃工場を訪ねました。

わあ、ものすごいゴミ。母と子の施設見学会に120人が参加しました。最新式の機械で処理されていくゴミ。この工場では、1日600トンのゴミが燃やせます。

もちろん、公害はゼロ。京都のゴミはますます増えていきます。このままでは、京都がゴミで埋まってしまう、と、おじさんが心配そうに話していました。

次は、鳥羽処理場へ行きました。道路の下を網の目のように張り巡らされた下水管を通って、汚れた水がここへやってきます。

市内にある処理場は3つ。

水洗便所の水も、ここでこんなにきれいになって川へ流されていくのです。

お母さんと一緒、楽しい社会科の勉強でした。


京都市の姉妹都市、ソビエトのキエフ市から、先ごろ親善使節団がやってきました。

ようこそ京都へ。舩橋市長とグーセフ市長は、3年ぶりの再会にがっちり握手。このキエフ市代表団、総勢21人。姉妹都市決定30年を記念しての親善訪問です。

一行の中には、公式代表団のほか、芸術家グループも加わっていて、京都滞在中には、ウクライナの歌と踊りが市民に披露されました。キエフ市代表団と一緒に、動物たちの親善使節も京都へやってきました。

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動物園で行われた贈呈式。日本では初めてという、ソウゲンワシとシロフクロウ。動物の交換や市民の交流など、親善の輪は一層大きく広げられたのでした。

おじいちゃん頑張れ!おばあちゃん早く!可愛いお孫さんの声援が飛んでいます。若さと健康はスポーツからと、今日はお年寄りの運動会。まだまだ若いもんには負けてはおれん、張り切る老人パワー。

京都は長寿王国。今年、7人の方が100歳を迎えられました。舩橋市長は、このほど皆さんのお宅を訪れて、お祝いの品を贈呈しました。これで、市内の100歳以上の方は10人。長生きの秘訣は、早寝・早起き・腹八分目。この3つということでした。

南区に、お年寄りのための素晴らしい施設ができました。南老人福祉センター。


談話室、集会室、登壇(?)コーナーなどが設けられ、京都では初めてのもの。

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舩橋市長が完成のテープを切りました。60歳以上の市民の方ならどなたでも利用できます。京都市では、将来、市内各区に1か所ずつつくっていく計画です。


もし、大地震が起こったら。先日、ここ山科団地一帯で、地震災害に備える、大掛かりな京都市総合防災訓練が行われました。

それ、地震だ!みんな机の下に隠れて!真剣な子どもたちの顔。

逃げ遅れた人は、消防局ご自慢の大型はしご車で次々に助けられます。この日の訓練の本部長は、舩橋市長。大掛かりな訓練に、汗だくで指揮にあたっていました。京都市で地震の訓練が行われるのは、これが初めて。参加した人、およそ1500人、消防車など、59台の車両が出動しました。

訓練に参加した地元の皆さんも、改めて避難方法を確かめ合っていました。もし、地震が起こったら。あなたは慌てずに行動できますか?日ごろからみんなでよく話し合い、いざというときに備えましょう。



