「京都ニュース」No.115 昭和46年(1971年)
この「京都ニュース」No.115の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

| 目次 | 総時間 |
|
みんなで施設見学会 |
02:14 |
| トピックス~市民天体観望会 |
00:56 |
| トピックス~消防写生大会 |
01:36 |
| トピックス~山陰線高架 |
01:22 |
| 緑ゆたかなまちづくり ―百万本植樹運動― |
01:58 |


京都市では、市民に市の仕事を知っていただき、また市民のご意見を市政に反映させようと、懇談会を組み込んだ施設見学会を開きました。

右京区梅ヶ畑にある北清掃工場。

家庭から出しているゴミは、こんな近代的な機械で処理されているのですね。

右京区にある山ノ内浄水場。

毎日、何気なく飲んでいる水は、何度も何度もこんなふうに浄化されていることが分かりました。

懇談会では、市民の方々から手厳しいご意見、苦情、要望が市政全般にわたってどんどん出されました。

北区にある大宮交通公園。

年々増えていく交通事故。子どもさんと一緒に交通ルールを勉強しましょう。

この施設見学会は今後毎月行われ、市民本位の市政を進める上に、多いにプラスとなることでしょう。


伏見区深草にある、青少年科学センターで市民天体観望会が開かれています。「星月夜、空の高さよ、大きさよ」。遠い遠い宇宙の彼方で光り輝く星。神秘の世界を訪ねて、自然の偉大さを知りました。

万一、車が火事になれば、天井から消化液が降る仕掛けになっています。停電になれば、自動的に自家発電機が動き出すなど、万全の体制。これで市内に市営の駐車場は15ヶ所できました。この円山駐車場は、観光客が多い東山一帯の交通混雑の緩和に大いに役立つものと期待されています。

科学センターには、プラネタリウムや大型望遠鏡があります。あなたも一度、夜空を眺め、宇宙に夢を広げてみませんか。

小学校で、火災の避難訓練が行われました。

火災から、子どもや老人の命を守りましょう。万一のため、はしごやロープを準備しましょう。煙には姿勢を低く、ハンカチを口に当てましょう。逃げ出してから、ものを取りに戻らないようにしましょう。

京都市では15年間連続して火災は減少していますが、まだまだ油断はできません。

一生懸命に消防車の写生。子どもたちは、描いた絵をお家へ持って帰り、お父さん・お母さんに火の用心のお話をしたことでしょう。

京都市民の長い間の願いだった山陰線・京都駅二条駅間が高架されることになりました。

来年着工、昭和50年に完成の予定。国鉄山陰線は、京都の街を南北に横切り、四条通・五条通・七条通など7本の道路が踏切で分断されています。

これらの道路では1日に90数回も遮断機が下り、交通が止められています。

高架線になれば、交通混雑の緩和に大いに役立つものと期待されます。


青い空、美しい水、豊かな緑は140万京都市民の誇り。

ところが今日では、この京都も大気汚染や河川の汚濁などの公害で、市民の健康は脅かされ、自然が破壊されてきています。公害がない、緑豊かな街をつくりましょうと市民に呼びかける舩橋市長。

市民ぐるみで植樹を行い、京都を緑豊かな街にと100万本植樹運動がスタート。市民の森、記念の森、憩いの森、そして花と緑いっぱいの道路を作ろうと、今、市では着々と準備を進めています。暮らしを包む美しい自然を取り戻すため、市民の皆さんも誕生、入学、結婚など人生の喜びや感激を記念して植樹しましょう。



