「京都ニュース」No.21 昭和32(1957)年

| 目次 | 総時間 | |
| はなやかに文化観光祭 (第8回) |
時代祭 | 00:43 |
| 修学院離宮公開 | 00:30 | |
| 菊の二条城(二条城文化展) | 00:37 | |
| 勤労者野球大会 | 00:42 | |
| 市民体育祭 | 00:29 | |
| 市民映画祭 | 01:08 | |


京都の秋も深まって、いろいろの行事やお祭りのシーズンになり、21日から始まった第八回文化観光祭は、今年も華やかにいろいろの行事を全京都に繰り広げました。

まず、その伝統という中で内外の人々に知られている、時代祭の行列が鼓笛隊の楽の音につれて都大路を練り歩きます。

また、古今の名園、修学院離宮が文化観光祭の行事の一環として、25日から30日まで一般公開されました。

深みゆく秋とともに色づきはじめた木々の美しい姿は澄み切った青空に映え、比叡の山すそから愛宕まで取り入れた自然美は京都ならではの眺めです。

修理が完成して、その美しい姿を再び現した国宝二の丸。それに咲き誇る菊の花を添えて、1日から始まった二条城文化展。場内では優雅な蹴鞠、小町踊などがありました。

なお、この日はテレビジョンの中継放送もあり、大変な賑わいでした。

秋はスポーツのシーズンでもあります。1日には、殿田球場に市内の職場で編成された20チームが集まって勤労者野球大会があり、消防ブラスバンドを先頭に入場式が行われました。

この日、高山市長も忙しい日程を割いて始球式に駆け付け、かつての選手???(※音飛び)していました。

こちらは、西京極陸上競技場です。3日の8時50分から、京都市民体育祭が開催されました。

特別出演の地域連合婦人会の祇園祭音頭をトップに、男子女子のリレーがグラウンド狭しと繰り広げられました。

そして、芸能の秋。今年で4回を迎えた、京都制作の優秀映画を市民が選んで賞を贈る、京都の特殊産業映画を称える京都市民映画祭がパレス東映で開かれました。

今年の優秀娯楽映画賞は東映の「鳳城の花嫁」に決まり、市民賞は松竹「大忠臣蔵」、大映「鳴門秘帖」、東映「水戸黄門」各社の撮影所長にそれぞれ賞が贈られました。

また、部門賞は、脚本・依田義孝、監督・マキノ雅弘、努力演技賞・大犮柳太朗、そのほか山茶花究、植木基晴、特別賞・月形龍之介ら17名に送られました。



