「京都ニュース」No.77 昭和40(1965)年

| 目次 | 総時間 | |
| トピックス | パリからガス灯 パリに贈る石塔 | 00:43 |
| 五条大橋の噴水 | 00:30 | |
| ナイター 岡崎のバレーコートナイター設備 | 00:57 | |
| よるの裏方さん 24時間体制・夜間作業を強いられる市の仕事紹介 | 京響野外ステージ撤去作業、電車軌道工事、清掃、漏水管理、浄水場、消防 | 04:28 |


姉妹都市・パリから、由緒あるガス灯2基が贈られ、パリ祭前夜の7月13日、点灯式が行われました。京都・パリ委員会の伊吹武彦さんが挨拶。

お返しには石灯籠を贈ることになり、その寄贈者、佐野藤右衛門さんに、市長から感謝状を贈呈。

パリ-京都を結ぶ友情の灯が、明々と点火されました。

牛若、弁慶で名高い五条大橋のたもとに、五色のライトを浴びた豪華な噴水がお目見えしました。

これは、美しい街づくりのために京都中央信用金庫がプレゼントしたもので、涼しさがいっぱい。道行く車や夕涼みの人々を、心から楽しませています。

岡崎のバレーコートに、立派なナイター設備が完成。

高山市長の手でスイッチが入れられました。

市長の音頭で、先日結成されたばかりのママさんチームや職域代表のチームが、初のナイターを楽しみました。4月の西京極ナイター設備完成に続いて、このところ、京の夜の明るく涼しい話題が続いています。


今年で10年目を迎えた京響巡回コンサート。常任指揮者、森正さんが自ら指揮します。午後9時、音楽会は終了。でも、これからが出番だという人たちがあります。文化観光局の係員が、椅子や楽器の後片付け。中でも最大の難物は、音響効果をよくするために今年初めて登場した、鉄骨の野外ステージ。華やかな音楽会の陰に、こんな夜の裏方さんがあるのです。

えー、ただいま停車中の電車は、11時37分発車、烏丸車庫行き。最終車でございます。ご乗車の方はお急ぎを願います。 終電車が通り過ぎるのを待って仕事にかかる、軌道工事の人たち。傷んだレールの取り換え、路面の整備など、一杯機嫌の人たちを横目に、工事はほとんど夜中ばかり。一番電車までには、どうしても仕上げなければなりません。
年々驚くほど増えていくゴミ。おかげで清掃工場も、24時間のフル運転。猫の手も借りたいところへ、ガスライターのボンベやスプレー缶の爆発事故が続出。今年すでに二十数人が大けが。スプレー缶には必ず穴を開けてから捨てましょう。

市民の水を確保する浄水場。ここでも24時間勤務の人々があります。漏水検査班の仕事は、街が寝静まった真夜中から始まります。水道管が破れて、せっかくの水が地中に漏れてはいないか、真剣な点検が続けられます。

最新式の電波探知機も登場。怪しい箇所はマンホールに入って調べます。午前4時、消防局の心臓部、指令室では、一瞬の油断も禁物。

市民の水を確保する浄水場。ここでも24時間勤務の人々があります。漏水検査班の仕事は、街が寝静まった真夜中から始まります。水道管が破れて、せっかくの水が地中に漏れてはいないか、真剣な点検が続けられます。

市内10ヵ所の望楼でも、徹夜の監視が行われています。市民の安らかな眠りを守り、連続10年火災減少の快記録に挑む消防の裏方さん。望楼勤務の人たちに、やがてお日様が微笑みかけてきます。5時6分、一番電車の音で、街は深い眠りから覚めます。夜の裏方さんたちの願いを込めて、今日もまた、130万市民の新しい1日が始まるのです。



