「京都ニュース」No.81 昭和41(1966)年

| 目次 | 総時間 |
| 市・区民相談室ひらく | 01:20 |
| はばたく若い産業戦士 | 01:14 |
| 世界の桧舞台完成(国立京都国際会館) | 01:35 |
| みちをまもる運動スタート | 03:52 |


井上市長の公約の一つ、市民の心を心とする市政を実現するために、このほど市役所に市民相談室、各区役所に区民相談室が設けられました。

市民生活に関係のある悩み事は何でも気軽に持ち込める他、毎週水曜日の午後は専門の弁護士による無料法律相談も行っています。


待合室もゆったりしていて、今までのお役所とは全く違った雰囲気。たらい回しのないてきぱきとした処理も非常に好評で、連日沢山の市民が詰めかけています。

各区役所の区民相談室。

これらの相談室は市民と市政を繋ぐ大切なパイプの役割を果たしています。


全国各地から京都産業界の第一線に就職する若い戦士たちは毎年およそ5000人を数えています。

去る4月、この若い人達を激励する会が京都会館で開かれました。

井上市長の挨拶。続いて先輩従業員代表の歓迎の言葉。

新しく就職した人の代表が感謝と誓いの言葉を述べたあと、盛沢山のアトラクションに楽しい一日を過ごしました。


待望の国立京都国際会館が完成しました。

去る5月21日の開館式には内外の高官をはじめおよそ1300人の関係者が列席しました。報道陣のフラッシュを浴びて晴れのテープが切られました。

2000人を収容する大会議場では井上市長の式辞に続いて総理大臣、大蔵大臣、建設大臣などがそれぞれ挨拶。フランス大使の挨拶も翻訳室を通じ、日本語、英語など6か国語に同時翻訳されて聞くことができました。

この国際会館の完成で私たちの京都は名実共に国際都市として世界の注目を浴びることになりました。


車がいっぱい。人もいっぱい。市内の道路はますます狭くなるばかり。道を広く美しく使おうと市民憲章今年の重点目標は道を守る運動に決まりましたが、さて一番困るのは自動車の不法駐車。ざっと、ごらんのとおりです。道路は商品置き場じゃないんですがねぇ。お店の張り出し。これも困ります。道路上のゴミ箱。あまりみっともいい物じゃありませんねぇ。工事の後始末はいったい誰がするのかな。せっかくのムードもこの紙屑ではねぇ。歩道でないところを渡る人。まさか命がけのスリルを楽しんでいるわけじゃないでしょうが、迷惑するのは車の方。せっかくのスムーズな車の流れが止まってしまいます。道路は修理工場じゃありません。これも通行の邪魔です。あぶないあぶない。これもいけませんね。

とうとう交通事故を起こしてしまいました。消防車も救急車もこれではいざという時も間に合いません。ゴミ集めも計画通りには回れぬ始末。ゴミ箱はちゃんと家の中に。これは感心です。坊やも一緒に街ぐるみで溝の掃除。誠に結構ですね。

学校でも正しい歩行、正しい横断の教育に一生懸命。子供の事故は著しく減少しました。




