おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2018.01.14infomation

初参加「第23回京都ミュージアムロード」と手描き映画ポスター展

今日、京都市内博物館施設連絡協議会から届いたばかりの「第23回京都ミュージアムロード」のパンフレットです。今回は91館参加し、1月24日~3月21日に開催されます。3つの会場を巡って、スタンプを3個集めて京都市教育委員会事務局生涯学習部内京博連事務局に応募(3月27日必着)すると、抽選で記念品が貰えます。

お誘いを受けて初めて参加し、当館は映画のポスター展をすることにしました。大きく2期に分けます。

第1期は、「手描き映画ポスターでみる近代日本のモダニズムの世界」。既に展示を開始していて、2月12日(月/祝)までご覧いただけます。2016年秋に、立命館大学映像学部でゲームシナリオを教えておられる竹田章作先生(当団体正会員)からおじいさまの猪八郎さん(1901~76年)が1920~30年代に顔料で手描きしたA3版映画ポスター約700枚を預かりました。全て一点もので、四隅に映画館のショーウインドーに掲示した際に打たれた押しピンの跡が今も残っています。日本の無声映画の残存率はとても低いのですが、こうしたポスターは当時の世相を反映し、作品世界を垣間見る手掛かりになり、貴重なものです。

竹田猪八郎さんは、年末恒例京都南座顔見世興行の「まねき書き」の初代。でも、まねきを書くので忙しいのは10月半ばから11月半ばまでの1か月間だけ。それ以外の時期は「京都松竹座」スクリーン裏にあった作業場で、こうしたポスターなどを手掛けていました。戦後は新京極や河原町通界隈にあった映画館の看板を作る「タケマツ画房」(1948~2007年)創立者の一人となり、人目を引くために様々に工夫を凝らした看板を作っておられました。

これまで、小津安二郎、阪東妻三郎、嵐寛寿郎とやってきましたが、今回は新春でもあり、明るい雰囲気のものにしようと、モダンな色彩と文字が目を引く作品50点を集めました。今見ても充分にデザインの勉強になる作品ばかりです。ぜひ、この機会にご覧ください。

第2期は2月14日(水)~3月25日(日)、七剣聖(阪東妻三郎、大河内傳次郎、市川右太衛門、林長二郎<長谷川一夫>、嵐寛寿郎、片岡千恵蔵、月形龍之介)の一人、市川右太衛門さんの特集をします。八木明夫さん(大阪府内在住)のコレクション展です。岐阜県瑞浪市で映画の看板を描いておられる高木紀彦さんが、八木さんの求めに応じて描いた右太衛門さんの絵画集、映画ポスター、右太衛門さんについての本、スチール写真など貴重な品々をご覧いただきます。2月25日の右太衛門さん誕生日には、八木さんのお話と所蔵映画の上映も計画しています。詳細は後日改めて。どうぞ、ご期待下さい!

 

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