おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2022.02.09infomation

3~4月はアニメーション作家 渡辺栞・端地美鈴 作品上映「にょきにょきかんさつにっき展」です💖

届いたばかりのチラシです。3月2日~4月30日は、若手アニメーション作家お二人による作品上映「にょきにょきかんさつにっき展」を開催します。

渡辺栞さんとは、2019年3月23日~4月7日に開催した東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻立体ゼミ伊藤有壱先生とゼミ修了生有志による「ストップモーション アニミズム展in KYOTO」の折にお会いしました。出展者の中で一番の若手で、その時は、今回上映する作品のひとつ『ワタヤ』を上映していただきました。ザグレブでコンペインして世界で評価された作品で、手法の斬新さに驚いたものです。初日のトークイベントの様子をこちらで書いています。良ければクリックしてご覧下さい。

この時に出会ったアニメーション作家の河野亜季さんにお声がけして、昨年6月に影絵アニメーションの先駆者ロッテ・ライニガー没後40年記念「影絵展」をしました。展示作品には、アニメーション制作の疑似体験をしてもらおうと、連れ合いが手作りしたマルチプレーン擬きも加え、そこにロッテ・ライニガーの『シンデレラ』に登場する人形を配しました。展示の様子はこちらで書いていますが、渡辺さんは、その人形制作をお手伝いして下さいました。

渡辺さんに「せっかくだから、次回、このマルチプレーン擬きを使ったワークショップとアニメーションに関する展覧会をしませんか?」と持ちかけましたところ快く引き受けて下さり、京都市出身のアニメーション作家端地美鈴さんにもお声がけいただきました。端地さんは、このチラシのイラストとデザインを担当してくださったそうです。優しい色合いですね。

展覧会では、作画に使用した原画や人形を展示するほか、お二人の3作品ずつをリピート上映します。渡辺さんが今回の展示に間に合うように新しく作ってくださった「本邦初公開」作品もありますので、どうぞお楽しみに‼

春休み中に、粘土とマルチプレーン擬きを使ってクレイアニメーションを作るワークショップも計画して下さいました。4月3日13時と15時半からの2回で、小学生親子対象に各回先着3組(1組5名まで)で予約優先です。参加費は材料費として1組500円、別に入館料(中学生300円、高校生以上大人500円)が必要です。

なお、3月21日まで、京博連の第25回京都ミュージアムロードを展開しており、当館も参加しております。スタンプラリーを楽しみながら、ぜひ、若い感性で創作されたアニメーションを観にいらしてください。そして、ワークショップについても、関心がありそうなお知り合いがおられましたら、ご紹介していただければありがたいです。お出掛けにくい時期ではありますが、実施に際しては、コロナウイルス感染拡大防止に精一杯努めて開催いたします。

 

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