おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

「京都ニュース」No.154 昭和53年(1978年)

この「京都ニュース」No.154の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

目次 総時間
京の冬の旅

01:30

青少年科学センター

02:12

公害のないまちに 公害センターオープン

03:41

 

秘められた京の日を訪ねて。今年も好評の京の冬の旅が始まりました。

いつもは見ることができない建物や庭園、そして仏像や襖絵など、美術工芸品の数々。国宝や重要文化財になっているものもあって、魅力いっぱいです。

その良さをじっくりと味わうのに、ひっそりと落ち着いた京の冬はぴったり。せっかくの京情緒を壊すマイカーでのお越しはご遠慮ください。

京の冬の旅は3月16日まで。数々の文化財や史跡が、きっとあなたを清々しい気分にさせてくれることでしょう。

ここは、伏見区深草にある京都市青少年科学センター。市内の小学生・中学生が学習に訪れ、宇宙の仕組みや自然の法則など、科学知識を身に付けていきます。

展示品を観察したり、化学分析をしたり、実験の説明を聞く姿も熱心そのものです。誰もが利用できるこのセンター。土曜日・日曜日は特に親子連れで賑わっています。

見るだけでなく、自分の手で実際に操作しながら、どういう過程でそれが動くのかが楽しみながら分かるようになっています。

子どもから大人まで、人気のあるプラネタリウム。こんなにもたくさんの星があったのかと驚かされます。

テーマを変えて行われる、天体観望会も好評です。果てしなく広がる夜空。宇宙の世界へと夢は大きく大きく膨らみ、青少年の科学する心が育まれてゆくのです。

美しい水、青い空。公害のない住みよいまちづくりを。京都市では、今日も市民の皆さんと共に、公害防止に全力投球をしています。

河川の汚れの監視や工場排水の規制を強めた結果、少しずつ美しさを取り戻してきました。すべての河川に魚が棲む、一日も早く、そんな街にしていきたいものですね。

 

青い空を守るために。工場や事業所に煤煙などを出さないように指導してきた結果、青空の広がる日が増えてきています。

その一方、今も問題になっているのは、自動車の排出ガスによる大気の汚染や騒音、振動。不要不急の自動車は使わないという市民の皆さんのご協力が何よりも必要です。

昭和54年1月、総工費12億3200万円をかけて、中京区壬生に京都市公害センターがオープン。将来の京都の環境を守る拠点にふさわしく、近代的な設備を整えています。

ここでは、河川水、工場排水などの水質検査をはじめとして、検査から相談まで総合的な業務を行います。

今や、公害問題は都市の持つ最大の悩みの一つになっています。

全ての人々が安心して暮らせるために、市民みんなの力で、わたくしたちの街京都を公害のない緑豊かな住みよい街にして行きましょう。