「京都ニュース」No.158 昭和54年(1979年)
この「京都ニュース」No.158の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

| 目次 | 総時間 |
| 福祉に風土づくり |
02:40 |
| トピックス 百井キャンプ場 |
01:20 |
| トピックス 青少年科学センター |
01:12 |
| トピックス 地下鉄烏丸線 |
02:41 |


豊かな老後を。今、市内にお住まいの65歳以上のお年寄りは13万人。

京都市では、全てのお年寄りに健康で豊かな老後を送っていただくために、色々なことを行っています。

移動入浴車もそのひとつ。寝たきりのお年寄りに少しでも快適な生活をしていただくために、家庭までお伺いする入浴サービスを始めました。 京都市すこやか体操 入浴された寝たきりのお年寄りからも、気分がさっぱりした、体が軽くなったみたい、と喜ばれています。そして次のご家庭へ。

ここ、京都市中央老人福祉センターでは個人個人の体力に合った体操教室を開いています。

うちにじっとしていては体に毒。自分に合った運動で老化を防ぎましょう。長い間、社会の為に尽くして来られたお年寄り。市民みんなで大切にし、そして健康でいきいきと暮らしていける社会にしていきましょう。


山々にこだまする明るい子どもたちの声。左京区大原にある京都市百井青少年村は、四季を通じてキャンプが楽しめる憩いの場です。

もっと大きなキャンプ場をと、このほど、京都新聞社白石副社長から新たに土地1600平方メートルが舩橋市長に送られました。

来年の夏までには立派なキャンプ場となって、さらに多くの子どもたちが楽しめるようになります。

うちを離れ、青空のもと汗を流してみんなと過ごす楽しいひと時。元気な歓声と明るい笑顔。緑豊かな自然の懐で、きっと素晴らしい思い出が作られることでしょう。

科学センターはね、皆さんの理科の勉強をする場です。

この手前の...すごく難しいことがあります。今からおよそ7000万年前、地球をのっしのっしと歩いていた草食恐竜、サウロロフス。ソビエトのゴビ砂漠で発見されました。環境音)...例えば...が化石になったとします。ねえ。今から死んで土の中に埋もれて、また出てきたとします。1億年ほど経ってたら、皆さんは科学者ですから寄ってたかって調べます。この人の背は高かったかなとかな、足は短かったかなとかな。この人一人ではいうことができません。で、そこへこの女の人が登場します。

...ちょっと並んでみて。...高さが5.5メートル。頭から尻尾の先までが、10メートル。見上げる子ども達からも思わず、でっかいなあ、すごいなあの声が上がります。環境音)...こっちの方が高い。じゃあこっちの方が少し5年生としては大きかったんかなとかな、これは男の子の化石...みんな子ども達の興味をそそるものばかり。早くも、楽しい勉強ができると大評判です。環境音)...どんな生き物だったんか、調べていこうと思います。


56年3月の開通を目指して、着々と工事が進む地下鉄烏丸線。17工区のうち、5工区ではすでに土木工事が完成。

ここ五条駅ではプラットフォームも姿を現し、すっかり駅らしくなってきました。北大路駅になる烏丸車庫。来年の3月頃には待望の車両も出来上がり、ここからクレーンで入れられるのです。すっきりした烏丸通。この下では、レールの取り付け工事が急ピッチ。日に日にレールが伸びていきます。

これからは、電気工事や出入口、換気筒などの作業も進められます。ラッシュ時には、5分間隔・4両編成で走る地下鉄。一番の難工事は京都駅。京都で初めての本格的な地下街もでき、京都の玄関にふさわしい便利なターミナルに生まれ変わります。

京都駅から北大路駅までの6.9キロをわずか13分で結ぶ快適な市民の足、地下鉄烏丸線の完成までもうしばらくです。



