おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2020.09.08infomation

「FIRST PICTURES SHOW 1971-2020」の新チラシを作りました‼

9~10月に上映する大阪芸術大学映像学科歴代学生映画のチラシを作りました。林健二郎監督『水歌町マーメイド』(2000年)は先週終了しましたが、作品に出演している方が観に来てくださいました。卒業後、俳優もされていましたが、今は舞台美術をされている背が高いイケメン。彼によると、この映画に出てくる水色の車は、10月7~11日に上映する風見篤史監督『みそら』(1998年)に登場するのと同じ車。先輩から後輩へと撮影に繋がっています。

明日から上映する近藤啓介監督『APOLO』(2014年)が、昨朝の京都新聞に掲載されました。

「黒人の宇宙飛行士が、ある日本の小さな島に墜落した。そして言葉が通じない場所で新たな幸せを見つけていく」お話で、「『APOLO』では半径3メートルなんてちっぽけな現実には目もくれず、どこか遠くにいる誰かに『俺はここにいるぞ』と叫ぶような気持ちで、宇宙と地球を結ぶ物語を描きました。どうぞ、そんなくだらない、たかが大学生の『夢』を見てください」とコメントを寄せて下さっています。

それを書いた近藤監督が、在学時に制作した共同監督作品『小村は何故、真顔で涙を流したのか?』は、第17回京都国際学生映画祭長編部門でグランプリを受賞。2013年、CO2助成監督として『食べられる男』を製作し、ドイツニッポンコネクションで審査員特別賞を受賞。短編映画『ウーマンウーマン』が田辺・弁慶映画祭、下北沢映画祭で観客賞を受賞し、長編化した『ウーマンウーマン』は劇場公開されました。ドラマ『課長バカ一代』『大江戸スチームパンク スピンオフ』の監督・脚本を担当、と活躍されています。

『APOLO』の脚本を担当した小村昌史士さん(V11)は、『食べられる男』の脚本を担当し、『小村は何故、真顔で涙を流したのか?』『疑惑とダンス』『ウーマンウーマンウーマン』に出演と、こちらも活躍中で、頼もしい限り。

他の作品は、追って上映前に紹介させていただきます。近藤監督は「大阪芸術大学の卒業制作映画とは、偉大なる先輩方から今後現れる後輩まで、すべての監督の青春が一番詰まっている映画です」と書いてくださいました。

どうぞ、一生懸命映画作りに没頭した彼らの作品を見にいらしてください。お待ちしております‼

 

 

 

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