「京都ニュース」No.142 昭和51年(1976年)
この「京都ニュース」No.142の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

| 目次 | 総時間 |
| 山科区・西京区誕生 |
03:17 |
| トピックス 観光農園いもほり |
00:41 |
| 防災訓練 |
01:14 |
| 京のまちに福祉の風土を |
02:48 |


146万市民が住むわたくしたちの街、京都。 右京区・西京区・北区・上京区・中京区・下京区・左京区・東山区・山科区・伏見区(京都市の区分け略図) この10月1日、山科区、西京区の2つの区が生まれました。

山科区。なだらかに続く東山連峰の東。。

膨れ上がる人口。10年で2倍の12万6千人に

新しい家々がのどかな田園風景をすっかり変えてしまいました。

でも、そこここに残された静かな佇まい。その中に、山科の古い歴史を見出すのです。

桂川。この川を境目に右京区を分けて西京区が誕生しました。人口およそ8万9千人。鬱蒼とした竹やぶや畑に代わって、マイホームが並んでいます。

ここ西京にも残る数々の遺跡や文化財。この良さを守りながら新しい街づくりを。今、大枝大原野の地では緑を活かして人口4万4千人の洛西ニュータウンの建設が着々と進行しています。

分区祝賀式。集まった市民のみなさんを前に、舩橋市長は、住みよい街づくりのためにより一層きめ細やかな施策を進めていきたい、と挨拶しました。区役所の前に造られた記念ちびっこ広場。区民みんなでよりよい街をつくってゆいこう、逞しく育ってゆいこう。

新区誕生。9つの区がみんなで11区となりました。この新しい区の出発が、また京都の発展に繋がってゆくのです。

今こそ市民みんなで公害のない緑豊かな住みよい街を目指して共に進んでいゆきましょう


秋を探そう。東山の山裾に広がる勧修寺観光農園は芋掘りを楽しむ家族連れで賑わっています。


久しぶりで触れる土の手触り。自分で見つけた秋に子どもたちは大喜びでした





まだまだ若い人には負けません。元気に活躍するお年寄り。京都は長寿王国。今年、4人の方が100歳を迎えられました。

船橋市長は、敬老の日にちなんで、みなさんのお宅を訪問して長寿をお祝いしました。お年寄りの幸せはまず身体が丈夫なこと。老人医療費無料化の制度もあります。一人暮らしのお年寄りには話し相手を。老人福祉員や家庭奉仕員は大きな支えです。寝たきり老人のお世話も大切な仕事です。。

健康で長生き。そしてもう一つ。生きがいある毎日を過ごすこと。市内2か所にある老人福祉センターはお年寄りの活動の拠点となっています。

お年寄り同士の楽しい交流、老人憩いの家、老人大学、老人園芸ひろばにも人気が集まっています。京都市では福祉を市政の最も重要な柱として仕事を進めています。福祉の風土づくり。それはお年寄りや体の不自由な人々がのびのびと暮せる街をつくろうという運動です。

市民みんなで福祉の風土を育てましょう。



