おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

「京都ニュース」No.146 昭和52年(1977年)

この「京都ニュース」No.146の映像は、立命館大学アートリサーチセンターに保存されている16mmポジフィルムを提供していただき、当館(おもちゃ映画ミュージアム)でテレシネ(デジタル化)したものです。

目次 総時間
美しいまちを

02:33

トピックス 市民憲章

01:27

山陰高架下公園

00:50

京の夏

02:53

 

京都を愛する気持ちが生んだ美しい風習。今も、その心は受け継がれています。

ところが、一方では川を汚したり山にゴミを捨てたりといったことも後を絶ちません。京都市では、こうしたゴミの処理に全力を挙げていますが、なかなか追いつきません。

今日は、舩橋市長が先頭に立って河川視察。ゴミの山にはうんざりと、地元の人たちも清掃パトロール。

取っても取っても、取りきれないのです。わたくしたちの街は自分自身の手で美しく。市民運動が盛り上がってきました。

近頃目につく、ポスターや看板などの違反広告物。街の美観を損なうばかりでなく、交通事故の原因にもなりかねません。京都市では、こうした広告物の一掃キャンペーンも行っています。わたくしたち市民みんなの手で、京都の美しさを守っていきましょう。

京都市の市民憲章が制定されてから、今年で22年目を迎えました。 今年の推進テーマ あたたかく住みよいまちに ─京都市市民憲章─ 今年の推進テーマは、あたたかく住みよいまちに、と決まりました。そして先ごろ、市民憲章を率先して実行した人たちに舩橋市長から表彰状が手渡されました。

北区のマエダムネヨシさん。京都の美しい佇まいを守るため活躍されました。お年寄りの憩いの場にと、お風呂屋さんを開放した上京区のヤマモトカイチロウさん。

子どもたちのスポーツ振興に力を尽くされた東山区のハセガワタケオさんなど、52人と10団体の皆さん。より住みよい温かさあふれる街を目指して。市民憲章をみんなの手で進めましょう。

山陰線の高架完成から1年余り。高架下には地元の皆さんの要望で、子どもたちの遊び場が誕生しました。五条通から六角通まで、シーソーやや鉄棒など、遊び道具も揃っています。

ここなら車は通りません。お買い物のお母さんも安心。安全な道路がみんなの力でできたのです。

揺らぐかがり火が、古都に夏の訪れを告げる。行水を済ませて浴衣に着替えたら花火をとせがむ子どもたち。

今年も巡ってきた祇園祭。いつの頃か、母に抱かれて見た宵山の思い出が、また鮮やかに蘇る。

水ようかんに葛饅頭。京都の夏を演出する冷たいおいしさ。

それにつけても厳しい暑さ。山に囲まれた京都はうだるような毎日。水を求めるちびっ子で大賑わい。

夕闇が迫る京の街には涼しさが訪れる。青少年科学センターの天体観望会。夜空の神秘に都会っ子たちの夢は広がる。

土曜コンサートも、京の夏の風物詩。夏に負けないたくましい体と心を。京の夏はまだまだこれから。