おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2017.06.14infomation

7月21~23日、手話映画「卒業~スタートライン~」上映会

今日の京都新聞19面に、7月21~23日に上映する映画「卒業~スタートライン~」について大きく掲載していただきました。

先日完成間際の映像を見せていただいたのですが、監督と脚本担当の谷進一さんにとって初めての長編なのだそうです。出演者にはベテランの方も混じっておられるようですが、何だか皆さん初々しく感じられました。出演者、スタッフそれぞれの一生懸命さが伝わってきます。

YouTubeで公開された映像でも出てきますが、半世紀前の聾教育は、口の動きで会話を理解する「口語(こうご)」が主流で、手話による授業は行われていませんでした。この映像の中で先生は「口語の力が劣るから『手真似(てまね)』はできません」と手話を用いることを禁じています。手話ができた教師は一部で、生徒との意思疎通も不十分でした。そんな中、記事冒頭にあるように「授業拒否事件」が起こります。

昨年12月19日付けで同じ京都新聞の峰政博記者が、この映画について書かれた記事によれば、「現在、全国の自治体で手話言語条例が相次いで制定されるなど理解が進みつつある一方で、学校現場では今も手話による授業が十分でない状況があるという」。この映画が今後広く公開されることで、こうしたことに理解が深まれば良いなぁと思います。

記事にありますように、7月21日(金)19:00~

           7月22日(土)14:00~、19:00~ 

           7月23日(日)14:00~   

合計4回上映します。各回上映30分前に撮影裏話など監督による座談会もございます。ホールが狭いので当日先着30名とさせていただきます。車椅子入場も可能です。入場料は一律1000円。

なぜ、完成後初の上映が当館になったのかといえば、この作品で助監督をされている勝山靖子さんに縁がある古い映像を、弟さん経由で当館に何本も寄贈いただいて繋がりがあるからです。当初から「完成したら、おもちゃ映画ミュージアムで披露したい」とおっしゃっていてくださいましたので、大変嬉しく思っています。

撮影場所には、「田山花踊り」(京都府指定無形民俗文化財)で有名な南山城村(京都府唯一の村)の旧田山小学校の木造校舎が使われていたり、同村の童仙房のプール、綾部市の旧口上林小学校の趣のある木造校舎も使われていて、約50年前の出来事を表現するのに役立っています。そうした素敵な背景もぜひご覧ください。

できることなら劇場での上映が望ましいのですが、お声がかかれば全国どこへでも出かけていって上映したいと言っておられますので、そのような展開になるよう願っています。

先ずは、7月の当館での上映、そして8月4、5日の京都市北文化会館での上映にぜひいらして下さい。多くの皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

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