おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2017.10.30infomation

ロシア革命100年 映画史上に残る不朽の名作『戦艦ポチョムキン』上映

11月19日14時半、ロシア革命100年を記念して、映画史上不朽の名作『戦艦ポチョムキン』を生演奏付きで上映します。1925年に製作・公開されたソビエト連邦のサイレント映画です。セルゲイ・エイゼンシュティン監督の長編第2作目で、1905年に起こった第1次ロシア革命20周年記念として作られた作品。

関西でも5月27日~6月30日、大阪のシネ・ヌーヴォ、7月15~17日、神戸映画資料館で、ロシア革命100年記念の催しがありましたので、お出かけになられた方も多いかと思います。講師の扇 千恵先生を紹介して下さった京都大学人文科学研究所の小川佐和子先生から、「11月が旧暦で百年前に革命が勃発した時期(『十月』という革命映画でも良く知られていますように、新暦ですとこの10月が現在の11月にあたります)」と教えて貰いました。京大人文研では、11月23~26日に「連続レクチャー上映会『ロシア革命百周年映画祭』」を京都文化博物館で開催されます。詳しくはこちらをご覧ください。

人文研の映画祭では上映されない『戦艦ポチョムキン』の16㎜フィルムを当館で所有していますので、先ずは当館でこの作品をご覧いただいた後で、『ロシア革命百周年映画祭』をお楽しみいただければ幸いに存じます。フィルム缶にはFBIのスタンプが押してありました。作品が「革命」を扱っていることもあり、管理下に置かれていたことがわかります。フィルムには英語の字幕が付いていましたので、今回も吉川恵子さん(当団体正会員)にボランティアで翻訳していただき、日本語字幕付きデジタル版で上映します。

講師の扇 千恵先生は、神戸市生まれで、神戸市外国語大学修士課程修了。ソ連映画史研究を専門になさっておられます。

チラシに先生の作品解説要旨を書いているのですが、文字が小さいので再掲します。

「ソ連映画といえば誰もが挙げる作品で、特に『オデッサの階段』のシーンは世界映画史に残る名シーンとして、のちの海外映画にも大きな影響を与えたことはよく知られている。モンタージュ、カメラ、リズム、構図、群衆描写、ティパージュなど、様々な視点から語り継がれてきた作品だが、今回は、1925年に完成したこの『戦艦ポチョムキン』が日本の興業ベースで輸入公開されたのが、製作から実に42年後の1967年だったという事実について、そして、1926年に行われた横浜港での非公開保税試写から1967年の公開に至るまで、この作品がどのような運命をたどったかということについてお話しさせていただきたい」。

演奏をしていただくピアニストの天宮遥さんとは、今年1月15日に開催した「新野敏也のレーザーポインター映画教室第2弾~はらはらドキドキのコメディ―映画史」でお会いしました。その時、「私もここで演奏したい」とおっしゃって下さったのを覚えていて、「是非に」と出演をお願いしました。

天宮さんも神戸市生まれ。ピアノは4歳から。神戸大学発達科学部音楽表現論コース卒業、兵庫教育大学大学院芸術系コース卒業されました。ピアニストとして映画音楽のコンサートをされているうちに、近年、サイレント映画と出会い伴奏ピアニストデビュー。サイレント映画上映とオリジナル曲で綴る「天宮遥ピアノシアター」を主宰されているほか、シンガーソングライター、ラジオパーソナリティー、作曲家として多岐にわたって活躍。レギュラー番組は、ラジオ関西「天宮遥の私はピアノ」「ばんばひろふみラジオdeしょ~!」など。音楽療法の可能性を追ったドキュメンタリー番組「音楽療法の現場を追う」企画制作出演された「I💛ピアノ」は平成21年度民間放送連盟賞優秀賞を受賞されるなど、キラキラ輝く素敵な女性です。

おかげ様で、申し込みは順調です。会場が狭く30人様限定ですので、検討中の方はお早めにお申し込みくださいませ。

昨日付けで新聞でも紹介していただきました。芸術の秋、名作を生演奏付きで、どうぞお楽しみください‼

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