おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2018.08.01column

今日から「アニメ昔むかし~セル画と世界のちびっこムービー」展

IMG_20180801_0002 (2) - コピー今日の京都新聞市民版に始まったばかりの催しの紹介記事を掲載していただきました。タイトル名は「アニメ昔むかし~セル画と世界のちびっこムービー」展。昨日は、セル画コレクターでアニメーション研究家の真鍋昌之さんと、玩具「ちびっこムービー」のコレクターでイラストレーターの西岡りきさん、正会員で今回の展示に協力してくださっている川端俊夫さんの3人が一生懸命飾り付けをしてくださいました。

新聞写真には、様々な「ちびっこムービー」の一部が写っていますが、まだまだたくさんあって、所狭しと並んでいます。セル画にもいろいろあり、期間中は12日までが「アニメ―ション・アラカルト」、15~31日に「森康二作品展」をご覧いただきます。

今は、「新宝島」「ジャングル大帝」「悟空の大冒険」「名犬ラッシー」「ドラえもん」「赤毛のアン」「アルプスの少女ハイジ」「ど根性ガエル」「サザエさん」「ムーミン」等々のセル画が並んでいます。

真鍋さんにお聞きしたところ、後期の森康二さんについて「東映アニメーション(当時は東映動画)の初期~中期の重要なアニメーターで、宮崎駿などの大師匠(師匠の師匠)にあたります。氏の描かれるキャラクターは独特のかわいさ、やさしさがあります。」とのことでした。

セル画の他、「アルプスの少女ハイジ」の台本、宮崎駿さんが描かれた絵コンテなども展示しています。

期間中の催しとして

①8月4日(土)13時と15時の2回にわたって、アニメーション・アーティスト小谷佳津志さんの指導で「クレイアニメ体験教室」を開催します。

各回先着10人で、入館料のほか材料費として粘土代1個300円が必要です。

②8月12日(日)10時半~17時、アニメーション・アーティスト秋山好正さんの指導で「驚き盤とゾートロープのワークショップ」を開催します。

随時受付ですが、入館料と材料費として1個につき100円が必要です。

③8月19日(日)15時から、上掲コレクターの真鍋昌之さんと西岡りきさんのトークイベントを開催します。セル画、ちびっこアニメ玩具の変遷についてお話いただきます。

参加は無料ですが、入館料が必要です。できるだけ予約をお願いします。

期間中は毎日14時から、16ミリ映写機でアニメーションの上映もあります。カタカタ鳴る音と光の帯を楽しみになさってください。

 

8月23~27日は「第17回広島国際アニメーションフェスティバル」なので、フェスティバルにお越しになった方々が帰りにお立ち寄り願えたらと思い、28日(火)は特別に開館します。

また、8月24~26日は「第13回映画の復元と保存に関するワークショップ」なので、関心ある方が館内を見学できるように、24日(金)は19時まで時間を延長して開館します。

ことのほか厳しい暑さが続き外出もままならないですが、良ければ仲間の思いがこもったこの特別展にぜひお越しください。

多くの皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

8月イヴェント展示A - コピー

 【8月2日追記】

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今日は待望の小学生が見学に来てくれました。ICOM京都大会2019京都推進委員会発行「京都夏のミュージアム」を手にした高倉小学校6年保﨑耀司君。「夏休みの自由研究で面白そうなミュージアムを訪ねています」とのこと。全20頁からなるこの小冊子の中から当館を選んでくれたことに大感激! 丁度居合わせたセル画コレクターでアニメ研究家の真鍋昌之さんに「1つの作品に、セル画は何枚描くのですか?」等の質問に答えて貰いました。

他にも「京都駅でこの冊子を貰って、面白そうだから来ました」という東京からのお客さまもおられて、「ありがたや、ありがたや」と何度呟いたことか。約束通り14時から、16㎜映写機でアニメ上映もしました。8月31日までの期間中、一人でも多くの子どもたち、元子どもたちに楽しんで貰いたいです。

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