おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2020.10.21infomation

ようやく今年の特典DVD「映像で見る新国劇の世界」ができました!

COVID-19に振り回されたねずみ年の令和2年ももう少しで終わりという時期になって、ようやく今年の特典DVDができました。

7月26日に坂本頼光さんの活弁と天宮 遙さんのピアノ演奏で撮影・録音した「映像で見る新国劇の世界」です。最初の澤田正二郎主演『改訂 國定忠次』(1925年、マキノ等持院、牧野省三監督作品)は、頼光さんがお客様を前にして久し振りの活弁で、「はやり、ライブは良い」と仰っていたそのまんまを収録。

もう1作品大河内傳次郎主演『血煙荒神山』(1929年、日活太秦、辻 吉郎監督作品)は、活弁上映会終了後に撮影しました。両作品とも、作品を主にした版と、坂本さんと天宮さんの様子も楽しめるライブ版の2種類を収めています。

新国劇の座付き作者だった行友李風原作『國定忠』ですが、後に家庭用に販売するため16ミリフィルムで再編集した折りに、『改訂 國定忠』になったものと思われます。当館所蔵映像に、寄贈を受けたフィルムを加えて、現存最長版として編集しました。「日本映画の父」と称される牧野省三監督が、「赤城山」「山形屋」「尼寺」「御用」の4部からなるこの作品を、舞台と同じ通し狂言として、わずか3日間で撮影しました。

第二新国劇は、澤田正二郎とともに新国劇を立ち上げた倉橋仙太郎が病気で退団し、大阪で旗揚げしたもの。その養成所出身の大河内傳次郎(当時は正親町勇、室町次郎と名乗っていました)が、清水次郎長と吉良の仁吉の二役で主演するのが『血煙荒神山』です。大河内傳次郎の人気は、今もなお健在です。どうぞ、その豪快な立ち回りをお楽しみ下さい。

このDVDは、当館にとって6作品目です。正会員(年会費12000円、学生会員6000円)やサポーター会員(個人会員1口5000円から何口でも)になってくださった方に、その年のアーカイブ記念に制作して、お礼としてお渡ししています。従いまして、販売はしておりません。なお、個人が著作権法で認められている範囲外で使用することはご遠慮願います。催し等で上映される場合は、ご連絡いただければ対応いたします。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

正会員・サポーター会員のお申し込みは、こちらからお願いいたします。一緒に活動してくださる仲間をいつも募集していますし、活動を継続するための寄付金も随時受付中です。皆様の温かいご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

 

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