おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2020.10.03infomation

新しい「FIRST PICTURES SHOW 1971-2020」のチラシを作りました‼

4月から開始し、コロナ禍の中断を経て、6月から再開した大阪芸術大学映像学科学生映画「FIRST PICTURES SHOW 1971-2020」の新しいチラシを作りました。

10月7~11日に上映する『兎が眠っているよ』を監督したヤン・カワモト(当時は河本浩志)さんが、6日ネット番組「オプエド」に出演され、そこで「FIRST PICTURES SHOW 1971-2020」の取り組みと当館についても紹介してくださるというので、前回のチラシにも彼の作品を載せていたのですが、急遽、11月まで上映する作品版として作り直しました。

以下に順に上映作品を紹介します。

☆10月7~11日は短編2作品を上映。

『兎が眠っているよ』(1979年)…河本浩志(ヤン・カワモト)監督。PFF'79 ぴあフィルムフェスティバル受賞(人気アンケートNo.1)、サンフランシスコ映画祭短編部門参加。制作意図を「人の心に潜む原罪—社会生活の中で忘れ去られている課題が多く存在する。しかし、多くの場合は誰もその事を気にせずに理由も考えない。顕在化している社会問題以上に、心の奥に潜む原罪とも言える無意識の罪の方がより重大だと考える。人種差別や部落差別、そして様々な差別意識も心の深層に潜む重大な人類の命題。 そんな顕在化しない宿命的な罪に関して問いかけたかった」と語り、制作・脚本・撮影・編集・監督を一人でこなした作品。詳しくはこちらをどうぞ。

『みそら』(1998年)…風見篤史監督。1998年度大阪芸術大学・学長賞。8月に来館いただいた金山拓也さんが岡部聡さんと一緒に、今は亡き風見監督にかわって、コメントを書いて下さいましたので、ぜひお読み下さい。

☆10月14~18日は、京都国際映画祭2020関連上映としてアニメーション2作品を上映します。

『アポンの自転車』(2006年)…大学院修士、A.F.M.”Shipu”Moniruzzaman監督作品。

『ねぇねの嫁入り』(2006年)…大学院修士、洪承延・面髙さやか監督作品。

☆10月21~25日は『Si:シー』(2008年)…片元亮監督。ハンブルク日本映画祭招待。恋に恋する映画を作ろうと奮闘した作品。監督からのコメントは以下に。

「映画づくりは多くの人々に観て頂いて、初めて完結する」私のデビュー作公開時に我らが師匠・中島貞夫監督から頂いたコメントを改めて思い出します。当時があるから今があるのだと何かと拙さだらけのこの映画を改めて完結できれば嬉しい。そのデビュー作「ストロボライト」の配信もスタート!

☆10月28日~11月1日は『震電』(2006年)…中村達也監督。第2回インディーズ・ムービーフェスティバル(TUTAYA)入選。死にゆく孫とお爺さんのヒューマンドラマ。飛行機好きの孫に伝えたかった思いを若かりし祖父が開発に関わった終戦を迎え飛び立つ事が出来なった前翼型の戦闘機「震電」への思いと交差させて・・・。

☆11月4~8日は『日の底で』(2003年)…板倉善之監督。第7回京都国際学生映画祭入選。母親と盲目の妹と3人で暮らす裕人は、服役中の兄の出所が間近に迫ったある日、兄の部屋で1本の8mmフィルムを見つける。そこに写されていたものとは..。脚本を指導された中島貞夫監督の助言が効果的だったようです。

☆11月11~15日は『古屋の次第』(2008年)…加藤秀仁監督。FUJIFILM賞、ハンブルグ日本映画祭招待。「古屋」とは、廃屋のことで造語だそうです。加藤監督は、映像ディレクターとしてMV、TVCMなどを監督しながら、ネットドラマやショートフィルムなどを制作し、中国でも活動中。撮影・照明担当の中村渓さんは、撮影部に所属し、様々なCMやドラマ、映画に携わり、録音・整を担当の豊田浩司さんも録音部に所属し、様々な映画に携わっておられます。音楽担当の野村知秋さんも『川の底からこんにちは』など様々な映画音楽を制作して活躍。

☆11月18~22日は『きいてんか』(2006年)…松田健太郎監督。ヴァイオリン弾きの実花は、通りがかりに空腹のあまり道端で倒れていたオカマのよっちゃんを助けることに。風変わりな二人連れの旅が始まる。松田監督はフリーの映像ディレクターで、映画「憐れみムマシカ」等で活躍。製作担当の福井雅之さんは、東映(株)に勤務し、京都撮影所で『利休にたずねよ』『本能寺ホテル』『多十郎殉愛記』等の製作を担当。撮影担当の水本洋平さんは、現在はフリーで映画・ドラマ・CM等の撮影部として活動。『北のカナリアたち』『忍びの国』『散り椿』等で活躍。照明の神田稔生さんは、ポスプロ勤務。録音・整音担当の大堀太輔さんは、フリーランスとして映画・ドラマの録音助手として活動中。最近担当した映画作品に『アルキメデスの大戦』。

☆11月25~29日は『龍子』(1998年)…宇治田隆史監督。Tokyo FILMeX 2000 コンペディション出品、香港国際映画祭招待。多忙らしく、まだコメントは届いていませんが、キャストを見ると現在監督の元木隆史さんと柴田剛さん、脚本家の宇治田隆史さんと向井康介さん、カメラマンの近藤龍人さんなど今大活躍の映画人の名前がずらりと並んでいます。

以上、10 作品を紹介しました。学生映画は月、火曜を除く毎朝10時半から1回上映しています。若いうちに一生懸命取り組んだ彼らの作品を、ぜひ見にいらして下さい。お待ちしています。

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