2020.10.28infomation
新しい「FIRST PICTURES SHOW 1971-2020」のチラシを作りました!
年内に上映する大阪芸術大学映像学科学生映画「FIRST PICTURES SHOW 1971-2020」のチラシを作りました。
☆10月28日~11月1日の中村達也監督『震電』(1992年)。
☆11月4~8日の板倉善之監督『日の底で』(2003年)。
☆11月11~15日の加藤秀二監督『古屋の次第』(2008年)。
☆11月18~22日の松田健太郎監督『きいてんか』(2006年)。
☆11月25~29日の宇治田隆史監督『龍子』(1998年)。
以上5作品については、前回のチラシ作成の時に紹介しましたので、こちらをご覧下さい。
10月28日の京都新聞の催し案内「まちかど」で上掲3作品を紹介して頂きました。今朝、早速見に来て下さった方がおられてありがたいです。
さて、その続きの作品紹介を。
☆12月2~6日の青木伸和監督『お歳暮のハムのひも』(2014年)。
2014年、福岡インディペンデント映画祭コメディ賞、知多半島映画祭入選、TAMA NEW WAVEコンペティション入選、アジア国際青少年映画祭観客賞、アジア大学生映画祭入選、沖縄国際映画祭U-25エンターテイメント賞、観客賞、準グランプリ受賞作。
あらすじは、原付の飲酒運転で捕まり、罰金50万を言い渡された主人公が自宅に帰ると、ポストに一通の手紙が。「お母さん、再婚します」。 罰金のことを言い出せないまま実家に帰る主人公を出迎えたのは、祖母を連行する警察。訳のわからないまま迎えた両家顔合わせ。俺の罰金のこと、いつ言い出したらいいの?! ドタバタの3日間が始まる。
☆12月9~13日の奥野雄一監督『UNDERTONE』(1999年)。
監督によると「(起) 物語を起こし、(承) 物語を受け、(転) 物語を一転し、(結) 物語をまとめる。 undertoneは、ある女性による横領事件から始まった物語の (転) を描いた映画である」。現在はイラストレーターとしてご活躍。
☆12月16~20日の石井裕也監督『剥き出しにっぽん』(2005年)。
第24回そつせい祭グランプリ、中之島映画祭 、横濱国際芸術祭2006、第12回ハンブルク日本映画祭 、TAMAシネマフォーラム「ある視点部門」、 ぴあフィルムフェスティバル2007グランプリ・音楽賞、バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガー・ヤングシネマ・アワード部門、第37回ロッテルダム国際映画祭 、第32回香港国際映画祭、 第10回バルセロナ・アジアン映画祭、第10回台北映画祭、 劇場公開:池袋シネマ・ロサで2008年5月31日~6月6日、 第14回サラエボ映画祭
情緒不安定でマッチョ主義者で女々しくてお爺ちゃん子の青年・小松太郎は高校卒業後、何を思ったか突然自給自足の生活をしていくことを決意。大好きな洋子ちゃんを誘って一緒に行こうとするが、そこに何故かリストラされた父親もついてくることに…。
石井監督の新作『生きちゃった』が10月3日劇場公開され、ミュージアム近くの京都みなみ会館でも、10月30日から上映されます。香港国際映画祭と中国の映画製作会社の共同出資による映画製作プロジェクトの一環として撮られた作品で、東アジアの気鋭監督6人が参加。そのうちの一人、石井監督は愛に不器用な所為で家庭を失ってしまった男の失意と再生を描いたそうです。ぜひお近くの劇場で上映の際は、お出かけ下さい。
☆12月23~27日の伊月肇監督『オモチャ花雲』(2002年)。
第一回中之島映画祭 入選(2003年)。映画の難しさに七転八倒しながらも、無我夢中で制作した作品だそうです。
団地で男の子は母親と二人で暮らしている。夢で男の子は不思議な体験をする。久しぶりに祖父が訪ねてきて、皆で揃って遊びに出かける。 慎しくも穏やかに暮らしている日々だが… ひと夏の経験を通して成長する男の子の物語。
以上で年内の学生映画は終了し、新年は1月6日から 林健二郎監督『アップル・スピリット』(2003年)から始めます。青春時代、映画制作に没頭した彼らの成果を是非ご覧下さい。ご来場をお待ちしております。