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2022.12.16column

京都新聞朝刊に資料展「『シベリア抑留』って、知っていますか?」Part2と関連講演の紹介記事掲載‼

今朝の京都新聞広域面で、開催中の資料展「『シベリア抑留』って、知っていますか?」Part2と、関連して18日13時半から、同志社大学今出川キャンパス内良心館RY107教室で開催する講演会と上映について紹介して頂きました。

早速お読みいただいた方から、次々に講演会参加の申し込み電話がかかってきて大変嬉しく思っています。先日会場の下見に行ったところ、烏丸通上立売通下がったところにある大学北門前に大きな立て看板があるのを見ましたが、司会進行をしてくださる小黒純教授によれば、当日は良心館前にも看板を設置して下さるそうです。Part1の時と同じように講師の先生を大きく載せたチラシを作ったところ、講師を引き受けて下さった富樫耕介先生は、それが些か恥ずかしいとお思いのようで申し訳なく思っています…。

でもPart1の時に講師の原田敬一先生が「最近若手研究者が頑張って成果を発表している」と仰っていたことを思い出し、その若手研究者のお一人である富樫先生のご活躍を知ってもらう良い機会になればと願っています。

今年5月に、第4回村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞を受賞されましたので、今度の催しにピッタリの先生のご登壇です。調べてみると、村山常雄さんご自身4年間もシベリア抑留を経験されていて、教員退職後にたった一人で46,300人のシベリア抑留死亡者名簿を作成されたそうです。2011年4月にシベリア抑留支援・記録センターが設立され、その世話人として活躍されていましたが、2014年5月11日に惜しまれつつ88歳の生涯を終えられました。村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞は、その偉業を引き継ぎ、若手研究者育成のために設けられました。富樫先生におかれましては、今後ますますの研究進展を期待しています。

さて、今日はもう一つ、嬉しいニュースが届きました。2020年夏の「『満洲国』って、知っていますか?」展をした折に、子どもの頃たった一人で満洲から引き揚げてきた体験を自ら描いた絵を示しながら語って下さった黒田雅夫さん(85歳)は、これまで描いた60枚以上の絵をもとに戦争の悲惨さや命の大切さを訴える絵本を作りたいとクラウドファンディング実施中です。その締め切り20日を待たずに今日、目標金額に達しました。

18日の講演会には原画を何点か持ってきてくださるので、その時にクラウドファンディングへの協力を呼びかけようとチラシを既にコピーして用意していました。さて、この用意したコピー用紙をどうしたものかと思って、レディーフォーに問い合わせて貰ったところ、目標に達しても締め切り日まで善意を受け付けるとのことでしたので、予定通り配布することに。

これをご覧になって心を動かされた方は、どうぞ善意をお寄せくださいませ。リターンを送る費用や、今後の黒田さんの活動に活かすことができましょうから、ご協力をお願いいたします。出足がなかなかでしたので勝手に心配していましたが、絵本を無事に発行できるようになって私も嬉しいです。ブログで何度か書いた私の好きな言葉「念ずれば花開く」ですね💗

黒田さん、おめでとうございます㊗㊗㊗

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