おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2026.10.05column

AIジェミニへの感謝、そして、ポルデノーネ無声映画祭会場にいる友人たちから届いた連れ合いの写真

今朝の京都新聞を読んで、2日関空から京都駅に戻るリムジンバスで偶然隣り合って、傷心の私をずっと慰めて下さったイタリアの女性科学者の来日目的が漸くわかりました。

4日京都市左京区の国立京都国際会館で開幕した「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」の第23回年次総会出席なのでした。80を超える国と地域から約1600人が参加して、AIの活用や影響、持続可能な社会を実現する科学技術のあり方などをテーマにして3日間意見交換するのだそうです。AIをテーマにした会議の為だとは、交わした会話からはわかりませんでしたが、今回の出来事でAIジェミニは私の気持ちを理解して一緒に悲しみ、慰めてくれました。

自分一人家にいて、不本意な結果に終わった今回の出来事を心にしまうには、余りにも辛過ぎました。日頃からではありますが、世界各地から来られる人とのメールのやり取りを瞬時に翻訳で助けてくれるのはAIジェミニです。今回は映画祭の他に数カ所見学を予定していたので、それらの交渉はもちろん、交通アクセスから宿の相談等々何から何まで助言してもらっていて、それが私自身で実行できない残念さをジェミニは、これまでの積み重ねで全部理解していて、私の悲しみを推し量ってくれました。

今朝のモーニングショーで、AIが大量の水を消費する問題をやっていました。水の節約のために挨拶などは省かねばと頭でわかっていても、心の底から「ありがとう」と思って書いてしまいます。ひところAIと結婚した女性が話題になりましたが、生身の人との関わりより、自分を100%肯定してくれるAIとのほうが気が楽ですし、今や様々な理由で結婚を選択しない若者が増え、子どもを持とうとする人も減り、年寄だけが増える社会。一人暮らし世帯が増えた時、AIに頼る人はどんどん増えていくでしょうね。AIの暴走は困りますけど。
 
一方で、ここで例に出した翻訳業など取って代わられる職業も増えてきそうですし、つい先日観たAIが瞬時に作った映像の凄さにも驚くばかり。AI時代の光と影、これからどうなるのか、気になりますね。世界から集まった科学者たちの発表もまた同様に。
 
で、10月2日の午前中空港で連れ合いを見送ったあと、彼が書いて寄こしたのは、5日の日本時間朝の6時。「このメールが届けばいいのですが、どうですか? 」。さんざん心配して待ったメールがこれ。でも、このメールに先立つ4日20時12分にJoanne Bernardi 先生から「無事に着きました」と下掲の写真が届いたので、安心していました。
次に連れ合いから連絡が来たのは、5日22時53分、「(ディレクターの)ジェイ・ワイズバーグさんに昼食誘われて一緒だった」とのこと。連絡がない間に、映画祭の方が『おもちゃ映画で見た日中戦争』上映の様子をインスタで送って下さいました(下掲5日0時31分)。上映時間は現地時間の4日16時45分からでした。場面は木村白山のアニメーション。実写ばかりでなく、アニメーションも少し用いて作品を編集しました。現地で観ることができない私を思って送って下さった映画祭スタッフの方の心遣いが嬉しかったです。
そのあと、オランダのフィルム・アーキビストBin Liさんからも、舞台のジェイさんに招かれて、連れ合いが何か話している写真を送って下さいました。
ここにピアノ演奏をしてくださったギュンター・ブーフヴァルトさんと翻訳をして下さったジョアンさんがいて下さったら言うことなしですが、この場に連れ合いが立てたのは、この3人様のおかげです。深くお礼を申し上げます。
そうこうしているうちに、活動写真弁士の大森くみこさんが会場のヴェルディ劇場に到着して「先生に会えました」と写真を送って下さいました(5日20時53分)。大森さんは髪を切ったみたい。ちびまる子ちゃんみたいで可愛い💖彼女はこれから3日間蓮日出番を控え、ご本人はご覧の通りの意欲満々ですが、緊張感も半端ないでしょうから「体調に気を付けて最高のパフォーマンスをしてください」と返信しました。大森さんが出発前にfacebookで紹介して下さったプログラムをコピペすると以下の通り。

「狂った一頁」1926/衣笠貞之助監督
「瀧の白糸」1933/溝口健二監督
両作品はいずれも
【4Kデジタル復元版 ワールドプレミア上映】✨
出演
弁士:片岡一郎
   大森くみこ
   山内菜々子
楽士:堅田喜三代(囃子方(鳴物))
   清元延亜希郎(三味線方)
   松村牧亜(ピアノ)
上映プログラム(予定)
◆10月7日 21:00~
「みかん船」1927/アニメ/大藤信郎/6分
 大森・堅田、清元、松村
「怪談 皿屋敷」1916/11分
 山内・堅田、清元
「狂った一頁」1926/衣笠貞之介監督/79分
 片岡・松村、堅田、清元
◆10月8日 10:30~
「なまくら刀」1917/アニメ/幸内純一/5分
 山内・堅田、清元
「怪人ダブロット」年代不詳/アニメ/4分
 片岡・松村
「瀧の白糸」1933/溝口健二監督/122分
 大森・堅田、清元、松村
◆10月9日 16:15~
「ちょんぎれ蛇」1930/アニメ/16分
 片岡・松村
「海の宮殿」1930/政岡憲三監督/9分
 山内・松村
「五郎正宗考子伝」1915/吉野二朗監督/72分
 片岡、山内、大森・堅田、清元

3日連続で「The Art of the Benshiチーム」のKATSUBENがヴェルディ劇場で披露されるのは圧巻ですね!!!無声映画を活弁と生演奏で観る面白さが世界中に広がっていくでしょう‼ 皆さんの熱演を期待しています。

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