2022.09.01column
塚本様からパテ・ベビーフィルム15本を寄贈頂きました‼
市内にお住いの塚本様から、15本のパテ・ベビーフィルムを寄贈して頂きました。今年がパテ・ベビー誕生100年になるのを記念して、新年に「パテ・ベビー発掘プロジェクト」をスタートしたところ、その活動に賛同していただき、3月17日に続き寄贈して下さいました。おじいさま遺愛品だそうです。
塚本様、今回もご協力いただきまして、誠にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。
前回寄贈頂いた7本の内容につきましては、こちらで書いています。今回の内容は以下に(通し番号で)。
⑧チャップリンの『ローラースケート』
⑨チャップリンの『ゴールドラッシュ』
⑩フェリックスの『猫魔術』←当館にはなかったもの
⑪フェリックスの『The Protector』←当館にはなかったもの
⑫『正チャンの冒険』
⑬『真珠大王』
⑭『ドム日記自動車の巻』←当館にはなかったもの
⑮ハロルドロイドの『Hunting Fox Les farces de Teddy』←当館にはなかったもの
⑯『ロス五輪』S-8全一巻 第十報←当館にはなかったもの
⑰『ロス五輪』S-12全一巻 第十四報←当館にはなかったもの
⑱大石郁雄の『證誠寺の狸囃子』ビクター
⑲『サルカニ合戦』オリエント
⑳『文福茶釜』ニットー
㉑『浦島太郎』ニットー
㉒『一寸法師』オリエント
ざっと、タイトルだけを確認して書き出しました。今は、京都国際映画祭でパテ・ベビーフィルムを用いて上映する企画の準備中なので時間がなく、直ぐにスキャンして中身を確認できないのが何とも残念ですが、いずれデジタル化して活用できるようにしていきます。
最初に書きました通り、今年は「パテ・ベビー誕生100年」なのですが、来年は「パテ・ベビー渡来100年」で、「シネ・コダック(16mm)誕生100年」です。小型映画のデジタル化は続けます。貴重な大正から昭和初頭の映像、サイレント時代の映像は、これからも発掘の努力を続けます。
もし、皆様のお手元や、お知り合いのところに古いフィルムがありましたら、捨てたりしないで、ぜひお声がけください。映像を社会の財産として活かす道があります‼