おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2015.06.24infomation

「怒涛のおもちゃ映画特集」(国産アニメ集)が、第25回台北国際映画祭で特別招待上映されます

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昨年の第1回京都国際映画祭「サイレント映画特集」で、山崎バニラさんの活弁で好評を博した「怒涛のおもちゃ映画特集」(命名は、山崎バニラさん)が、第25回台北国際映画祭(2015年6月26日~7月18日)に招待作品として参加します。京都国際映画祭サイレント映画部門を一緒に担当した中西佳代子さんがコーディネートして具体化したものです。

関西で人気の若手活弁士・大森くみこさんにお願いしました。上映は、7月4日と5日です。

私も、おもちゃ映画ミュージアムの紹介も兼ね、昭和初頭に全盛だった剣劇映画と、同じころ作られた日本アニメのルーツである国産動画を取り上げて、日本の無声映画時代について解説することになっていましたが、突発性難聴を患い、やむなく参加を断念。急遽、ピンチヒッターとして若手映画研究者の羽鳥隆英さんを推薦しました。彼は早稲田大学演劇博物館で企画展「寄らば斬るぞ!新国劇と剣劇の世界」を担当され、特別に編集した「ちゃんばら時代」と題した昭和初頭の剣劇映画集を上映していただきました。

台北国際映画祭では、中西さんを含む3人が手荷物で持参するおもちゃ映写機の実演もあります。若手3人の晴れ舞台での活躍を心から期待しています。そして、帰国後に第2回「無声映画の夕べ」として、映画祭の報告と大森さんの活弁付きで「怒涛のおもちゃ映画特集」の上映を計画しています(詳細は後日)。どうぞご期待ください。

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