2017.03.23column
いよいよ来週「かみしばいこども劇場 リズムと遊ぼう!リトミック」
今朝、東京にお住まいの音楽パフォーマー・坂本真理さんから、素敵な動画が送られてきました。それが、こちら。昨年末に知り合いの音楽家・藤代敦さんがミュージアムのジングルを作って、クリスマスプレゼントしてくださいました。たくさんの人に聞いて楽しんで貰いたいと、所蔵アニメーションに付けたり、ミュージアムCMにも付けたりして公開してきました。
そのジングルに「心魅かれています」と綴る坂本さんが、手動オルガニートに手打ちでパンチングして、オルゴール化してくださいました。かわいらしい音色ですね。
30日の「かみしばいこども劇場 リズムと遊ぼう!リトミック」では、本邦初公開の紙芝居『くまのココ』上演のほかに、彼女専門のリトミック、「珍し楽器クイズ」、「アフリカントーキングドラムでのお楽しみ会」など盛りだくさんな内容。それぞれの場面が変わるごとに、このかわいらしいオルゴール音のジングルを奏でるのだそうです。坂本さんは「ご来場くださったお子様たちが、このテーマソングを口ずさんで帰られような日にしたいと思っております!」と張り切っておられます。スーツケースに詰められるだけの楽器を持参されるそうなので、どんな楽器が勢揃いし、どんな音を奏でるのか、それも楽しみですね。手作り楽器のヒントも学べそうです。
当日は『くまのココ』の原作者・あまがせみおさんのほか、坂本真理さんのご子息も応援に駆けつけてくださいます。先日来館された女性は「本当は絵本作家になりたかった」と仰っていたので、お誘いしました。彼女にもこの夏の地蔵盆で、絵本あるいは紙芝居デビューしてもらえたら良いなぁと話しています。
と、ここまで書いてきて「うちにもオルゴールがあるじゃないか!」と急に思い出しました。何台かあるうちの3台をミュージアムに持ってきていますのでその写真を掲載します。
普段は映写機などの陰に隠れていますが、実は本当に良い音色なんです。一番上にあるのは余りに古くていつのものかわからないアンティーク・オルゴール(シリンダー)、手前右はスイス製のオルゴール(シリンダー)でとても良い音色。左はスイスのトーレンス製ディスク(円盤)オルゴール。久しぶりに取り出して聴いていると、初めて京都市内の「キコー・オルゴール」を訪問した折り、聴かせてもらいながら涙したときのことが蘇ってきました(その時のブログはこちら)。坂本さんと相談して、時間があればぜひこの音色を参加していただいた方にお聴かせしたいと思います。
まだまだ参加申し込みを受け付けていますので、お知り合いにもご紹介いただければ幸いに存じます。よろしくお願いいたします。