おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2022.05.18column

開館7周年を祝って、美しい蘭の鉢を受け取りました💗

きょう5月18日はミュージアムの7回目の誕生日🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂

それを祝ってくださって、今年もサカエマチ中央ビル(サンポート・シティ)取締役社長の山川雅行さまから、きれいで大きい胡蝶蘭の花が届きました。ルーツである帝国キネマ演芸株式会社(帝キネ)製作の映画『何が彼女をそうさせたか』(1930年、鈴木重吉監督)を雅行さんのお父さんの山川暉雄さんが1992年ソ連崩壊直後の混乱期に命がけで持ち帰られ、映画100年の折に、それを連れ合いらが復元したご縁から、こうしてご親切に応援をしてくださっています。ありがたいことです。

早速、開催中の「『川喜多長政と中国』展-映画の国際交流を求めて―」の展示コーナーに飾りました。一気に華やかになりました‼

花の左に飾ってあるポスターは、有名な画家でグラフィックデザイナーの野口久光が描いたイギリス映画『美女ありき』(1940年)。ローレンス・オリビエとビビアン・リー出演作。

花の右に飾ってあるポスターは、オーストリア映画『未完成交響曲』(1933年)。ハンス・ヤーライとマルタ・エゲルト出演作です。

アイキャッチ画像にありますように、素晴らしいポスターが公益財団法人川喜多記念映画文化財団様のご協力でたくさん飾ってありますので、6月26日までの期間中にぜひ実物を見にいらしてください。

私どものミュージアムは、皆様に応援していただいて、何とかこの日を迎えることができました。なかなか施設を維持することは大変ですが、「社会の役に立つことをしている」という熱い思いだけで、やってきました。開館から7年の歳月を重ねたことで、老化を実感することもたびたびですが、「今できることを精一杯やる」覚悟で、もう少し頑張ってみます。変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。

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